与野党がさきほど、衆院の憲法審査会を4日に開催することで合意したことがわかりました。
自民党の派閥の裏金事件を受け、今の国会で審査会は開催されていませんでした。
関係者によりますと、衆院の憲法審査会で与党側の筆頭幹事を務める自民党の中谷議員と野党側の筆頭幹事に内定している立憲民主党の逢坂議員は3日、審査会の開催をめぐり協議しました。
衆院の憲法審をめぐっては、これまで立憲民主党などが委員のなかに自民党の派閥の裏金事件に関係した議員がいることから開催に反発していましたが、自民党側が3日、処分の対象となった3人の議員を委員から外しました。
立憲側はこれを評価し、両党は4日に幹事専任の手続きなどを行う審査会を開催することで合意したということです。
今国会での憲法審の開催されるのは初めてですが、裏金事件を受け、開催が大幅に遅れた形です。
