全国の医療機関から報告された患者の数が季節性インフルエンザは2週連続で、新型コロナは8週連続で減少しました。
厚生労働省によりますと、季節性インフルエンザについて全国およそ5000の医療機関から先月31日までの1週間に報告された患者数は、5万5189人でした。
1つの医療機関あたりの患者数は前の週と比べて0.79倍の「11.18人」となり、2週連続で減少しました。
都道府県別の感染状況を見ると、▼愛媛県が最も多い「25.80人」、▼次いで新潟県が「24.12人」などとなっています。
また、新型コロナについては、全国およそ5000の医療機関から先月31日までの1週間に報告された患者数は、2万5179人でした。
1つの医療機関あたりでは「5.10人」と8週連続で減り、前の週と比べて0.98倍となりました。都道府県別にみると、1つの医療機関あたりで患者数が最も多かったのは秋田県の「12.27人」でした。
厚労省は「患者数は減少傾向が続いているが、特にインフルエンザは例年に比べると多い。新学期が始まり、人の移動も増える時期のため、引き続き注意して欲しい」としています。