「還付金があります」などと年金事務所の職員を装った不審な電話が大幅に増加しているとして、日本年金機構が注意を呼びかけています。
日本年金機構によりますと2023年度に、年金事務所の職員を装った不審な電話やメールについての問い合わせが1264件、ねんきんダイヤルなどに寄せられたということです。
前の年度の2倍以上となっています。
そのうち年金事務所の職員を装って「保険料の納めすぎによる還付金があります」などと、還付金などの請求を指示する電話が549件と大幅に増えているということです。
日本年金機構は「職員が口座番号や振込先などを電話で聞くことはありません」「怪しいと感じたら年金事務所や警察にお問い合わせください」などと注意を呼び掛けています。