北朝鮮メディアは、金正恩総書記が首都・平壌で1万世帯分の住宅が建設されている現場を視察したと報じました。
朝鮮中央通信によりますと、金正恩総書記は5日、平壌で完成を控えた住宅1万世帯分の建設現場を視察しました。朝鮮中央テレビは、金総書記が高層住宅が立ち並ぶ街の道路の上を歩き、棒を手にジオラマの前で話す様子を伝えています。
北朝鮮は平壌に毎年、1万世帯分の住宅を建設し、来年までの5年間で5万世帯分を新たに建設する計画を掲げていて、金総書記は平壌での住宅建設は「最重大課題」の事業であり、「人民と約束したこと」だと述べたということです。
また、「施工で現れた一連の欠点を指摘した」としていて、工事を「質的に完璧に締めくくるべきだ」と強調したということです。