ウイルス性感染症「エムポックス」に対する治療薬「テコビリマット」を製薬会社「日本バイオテクノファーマ」が厚生労働省に承認を申請したと発表しました。承認されれば国内で初めての「エムポックス」の治療薬となります。
日本バイオテクノファーマの「テコビリマット」は、体重13キロ以上の人を対象としたエムポックス、天然痘、牛痘に対する治療薬です。
日本バイオテクノファーマは厚労省に対して、きのう、承認を求める申請をしたと発表しました。
ヨーロッパでは既に「エムポックス」の治療薬として承認されていますが、今後、正式に承認されれば国内初の「エムポックス」に対する治療薬となります。
「エムポックス」は欧米などを中心に感染が拡大したウイルス性の感染症で、国内ではおととしから今月5日までに243人の感染者が確認されています。