中東情勢をめぐり、林官房長官はイランなど当事者に対して「事態の沈静化を強く働きかけている」と述べました。
【写真を見る】林官房長官「沈静化を強く働きかけている」 イランへの渡航中止勧告
林芳正官房長官
「中東地域の平和と安定は我が国にとっても極めて重要であり、我が国として、当事者に対して事態の沈静化を強く働きかけてきております」
林官房長官はこのように述べたうえで、「ハイレベルでのさらなる働きかけを含め、必要なあらゆる外交努力を行っていく」と強調しました。
また、外務省はきのう付で、イランの首都・テヘランなどの危険情報を4段階で上から2番目の「レベル3」に引き上げ、「渡航中止勧告」としています。
これで、イラン全土がレベル3以上となっていて、現時点で在留する日本人の被害は確認されていないものの、外務省は定期商用便が運航されている間の出国を検討するよう求めています。