消費者庁が全ての機能性表示食品について事業者に緊急点検を求めた結果、35製品で147件の健康被害の報告があったと発表しました。
【動画】機能性表示食品の緊急点検 35製品について147件の健康被害報告 入院に至ったものも複数 小林製薬の「紅麹」問題受け消費者庁が実施
小林製薬の「紅麹」をめぐる問題を受け、消費者庁が全ての機能性表示食品6795製品について事業者に緊急点検を求めたところ、35製品について147件の健康被害の報告が医師などから寄せられていたことがわかりました。
先週すでに発表していた結果から新たに17製品で健康被害の報告があったかたちで、これで機能性表示食品全体の96%にあたる製品について回答があったということです。
これまで寄せられた健康被害の報告の中に死亡例はありませんでしたが、入院に至ったケースが複数あったということです。
消費者庁は「製品と健康被害との因果関係について、明らかではないものも含まれる」としています。