男子110mハードル泉谷駿介が13秒17でパリ五輪参加標準記録を突破 2大会連続の五輪出場内定【DL廈門大会】

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2024-04-20 21:39
男子110mハードル泉谷駿介が13秒17でパリ五輪参加標準記録を突破 2大会連続の五輪出場内定【DL廈門大会】

陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ(DL)が20日に、中国・廈門で開幕し、男子110mハードルに出場した泉谷駿介(24、住友電工)が、13秒17をマークし3位。パリ五輪の参加標準記録(13秒27)を突破し、2大会連続の五輪出場を内定させた。

昨年の世界陸上ブダペストで5位に入賞、参加標準記録をクリアすれば五輪出場が内定が決まる泉谷。今季初戦となるレースは、スタートから飛び出し、10台目のハードルまで優勝争いに加わったが振り切られ13秒17で3位。東京五輪金メダリストのH.パーチメント(33、ジャマイカ)は13秒33で6位、世界陸上ブダペスト銅メダリストのD.ロバーツ(26、アメリカ)が今季世界最高の13秒11で優勝した。
※写真は昨年の世界陸上の泉谷選手 

また男子100mでは桐生祥秀(28、日本生命)が2018年以来のダイヤモンドリーグ参戦となった。レースは抜群のスタートを見せたが、世界陸上ドーハ(2019年)の金メダリスト・C.コールマン(28、アメリカ)や世界陸上オレゴン(2022年)の金メダリスト・F.カーリー(28、アメリカ)に振り切られ10秒38(-0.6)の7位に終わった。急遽、出場が決まった和田遼(23、ミキハウス)は初の大舞台で10秒31をマーク、桐生を上回る5位に入った。

走高跳には世界陸上オレゴン入賞の真野友博(27、九電工)が出場。バーの高さ2m24を2回目で成功させ、今季ベストの2m27に挑んだが3回失敗し4位タイとした。