宇野昌磨「思い出のプログラム、年を重ねて違った表現を」プリンスアイスワールド横浜公演

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2024-04-27 18:41
宇野昌磨「思い出のプログラム、年を重ねて違った表現を」プリンスアイスワールド横浜公演

フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」が27日、神奈川県横浜市のKOSE新横浜スケートセンターで開催され、2022年・2023年世界選手権金メダリストの宇野昌磨(26=トヨタ自動車)がゲストとして出演した。

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黒いシャツ姿で大トリとして登場した宇野は、2016~18年シーズンのエキシビションナンバー「See You Again」で4回転トウループや代名詞のクリムキンイーグルなどを決めながら情感あふれる演技を披露。およそ1200人の観客から大きな歓声を受けた。

当時シニア2年目、出場した国内外すべての大会で表彰台に上がった飛躍のシーズンに滑っていた思い出深いプログラムだ。「昔に作ったプログラム。すごく曲が好きで、エキシビションナンバーを作るのがレアだったので張り切って作った思い出があります。そういったことに浸りながら滑る思い深いナンバー。26歳になって年齢を重ねて違った表現ができるのではないかという思いを込めて滑りました」と感慨深げに話した。

今年の公演はミュージカルの名曲をそろえているため、好きなミュージカル作品について聞かれると、宇野は「僕は本当に勉強不足なので何がクラシックで何がロックで音楽がどういうジャンル分けされているか、J-POPとかも何なのか知らなくて…」と苦笑い。
同席していたゲストのミュージカル俳優・石井一孝さんに「気に入った曲が好きなんだよね」と助け船を出されて、「そうです!」と笑顔を見せた。

約10か月の休養を経て昨年復帰した樋口新葉(23=ノエビア)は新シーズンのショートプログラムを披露。フィナーレでは着氷こそ乱れたがトリプルアクセルにも挑戦するなど、26年ミラノ五輪のプレシーズンを前に順調に歩みを進めている様子が伺えた。

また、アイスダンスの“かなだい”こと、村元哉中さん(31)・高橋大輔さん(38)も出演。初めて二人で振り付けたというプログラムで観客を魅了。「僕自身振付をしないのでレアなこと。お客さんから素敵だったと言ってもらえてホッとした」と安堵の表情を見せていた。

トリノ五輪女子金メダルの荒川静香さんなどプロスケーターとともに、今年の世界ジュニア選手権銀メダルを獲得した次世代のホープ・中田璃士(りお/15=TOKIOインカラミ)など現役スケーターがショーを盛り上げ、後半には鍵山優真、三浦佳生も出演する予定。

プリンスアイスワールド横浜公演は4月27~29日、5月3日~5日までの6日間、新横浜スケートセンター(神奈川県横浜市)で1日2公演開催される。

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