憲法記念日の3日、各地で集会が開かれました。岸田総理は憲法改正について、「先送りできない重要な課題だ」と訴えました。
【写真を見る】「あなたにとって憲法とは?」憲法記念日に“護憲派”“改憲派”が各地で集会 岸田総理「改憲は先送りできない課題」【news23】
憲法記念日に各地で集会 総理「改憲は先送りできない課題」
ーーあなたにとって憲法とは何ですか?
50代女性
「平和の憲法、それは絶対に変えてほしくない」
30代男性
「古い憲法に左右されて、日本の国益が損なわれる憲法は変えた方がいい」
30代男性
「うまいこと使う政治の道具じゃないですかね」
憲法記念日の5月3日、各地で憲法改正に賛成する団体と反対する団体などが集会を開きました。
護憲派
「変えるな憲法、変えよう政治」
改憲派
「中国の脅威もありますし、台湾有事も緊迫した状態ですから、憲法改正しないとやはり抑止力が高まらない」
札幌市では護憲派に反対する団体の街宣車が大きな音で繰り返し近づき、警察が道路を規制する一幕も。
改憲派
「ちゃんと自衛隊というものを名誉ある軍隊として認めてやってほしい」
護憲派
「日本は戦争で負けたし、原爆を落とされたし。憲法は絶対変えてはいけない」
一方、憲法改正を目指す団体の集会に岸田総理はビデオメッセージを寄せ、「憲法改正は先送りできない重要な課題だ」と訴えました。
岸田総理
「政治改革の議論と合わせて、憲法改正という重要な課題について、党派を超えて連携しながら、真摯に議論を行う姿を国民の皆様にお見せしていきたいと考えています」
一方で、憲法改正に反対する集会では…
立憲民主党 逢坂誠二代表代行
「法律を犯しているかも知れない裏金議員、この方々が果たして、憲法の議論をする正当性はあるんでしょうか」