猫の鳴き声の種類はさまざまです。音の高さや、強弱でもその意味が違います。今回は、猫が「高い声で鳴いている」ときに考えられる意味について解説します。愛猫の気持ちを知るための参考にしてみてください。
1.不安に感じている
猫が高い声で強く鳴くのは、子猫によくある鳴き方です。母猫の姿が見えず不安になったときに、高くて大きな鳴き声で呼ぶことがあります。鳴き声から、猫が不安な気持ちになっているのがわかる鳴き方です。
この鳴き方は、大人の猫でもすることがあります。例えば、保護猫施設などたくさん猫がいる場所で生活していた猫が、里親さんに引き取られて急にひとりぼっちになり、さみしくなったときなどです。
また、飼い主さんにべったりな猫は、飼い主さんの姿が見えなくなったことで不安になり、大きな声で泣き続けてしまうこともあります。精神的な病気になっていると、鳴き続ける以外にものを壊したり、体調を崩してしまったりすることもあり、治療が必要なケースもあります。
我が家の猫は時々ですが、私が部屋から出ていくと母猫に置いてかれた子猫のように鳴くことがあります。その鳴き声は高くて大きな鳴き声なのでびっくりします。
2.構ってほしい、甘えたい
飼い主さんに甘えたくて、気を引こうとして高い鳴き声になることがあります。
我が家の猫は甥っ子が大好きで、甥っ子がいると高い甘えた鳴き声で近づいていきます。特に、自分の名前を呼ばれると、大きな声で返事をすることもあります。
また、構ってほしいのに構ってもらえない不満があるときも、猫は高い声で鳴くことがあります。はっきりと、「ふまーん」と言っているように聞こえるかもしれません。
我が家の真ん中の猫は、甘えん坊なため構ってあげられないときや、遊び足りないときに不満そうに高い声で鳴きます。なでたり、抱っこしたりするとおさまることがありますが、長い時間不満そうに鳴いているときもあります。
3.興奮している
大好きなおもちゃを飼い主さんが手にしているのを見たときなど、猫が興奮すると高い声で鳴くことがあります。
「キャーキャー」と悲鳴のような鳴き声に聞こえることもあります。興奮しているときは、思わぬ攻撃をしてくる可能性もあるので少し落ち着くまでは手を出さないようにしましょう。
まとめ
猫が高い声を出すのは、飼い主さんに不安な気持ちや甘えたい気持ちを伝えているときです。強く鳴くときはネガティブな気持ちの場合が多いでしょう。
ただし、猫によって気持ちの表現の仕方には違いがあります。あまり鳴かない猫は、鳴き声ではない方法で伝えている場合があるので見逃さないようにしましょう。
猫の鳴き声は、飼い主さんとのコミュニケーションのためと言われています。猫が高い声で鳴いていたら、できるだけ早く対応してあげたいですよね。
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