「猫飼いあるある」のひとつに、「愛猫のあだ名が増えていく」というものがあります。名前に関連したあだ名から全く関係のないあだ名まで様々ですが、猫がちゃんと理解できることが大切です。今回は、愛猫を「あだ名」で呼ぶ場合に気をつけるべきポイントを4つ解説します。
1.名前に近い「あだ名」で呼ぶ
あだ名をつける際に一番注意したいのが、愛猫に混乱させてしまうことです。
愛猫が普段呼ばれ慣れている名前に近いあだ名をつけることで、混乱させることなくスムーズに理解してもらいやすくなります。
名前を残すとなると、選択肢が狭まりそうに思えるかもしれませんが、以下のような工夫をすることで、意外とバリエーションが豊富になります。
- 名前の一部を取る
- 名前の前後に付け足す
- 頭文字にちゃんくんを付ける
- 名前の一文字を取って繰り返す
あれこれ考えすぎて突拍子もないあだ名にしてしまうよりは、馴染みがあってシンプルなあだ名のほうが、猫もすんなり覚えやすいでしょう。
2.短めの「あだ名」にする
猫が混乱しにくいという点では、あだ名の長さも、気を付けたい重要なポイントのひとつです。
猫は飼い主から呼ばれるあだ名を音で認識しているため、長過ぎたり複雑なあだ名だと、自分が呼ばれていると気づかない可能性があります。
具体的には、猫が覚えやすい単語の長さと言われている「2〜4文字程度」で収まるようなあだ名で呼ぶと良いでしょう。
場合によっては、あだ名の方が本名より呼ぶ頻度が高いこともあるので、飼い主側の呼びやすさも考慮した長さがベストです。本名が長めであれば、本名を短縮したあだ名で呼ぶのもおすすめですよ。
3.あだ名はひとつだけ
猫を飼っていると、色々なきっかけにより、いつの間にかあだ名が増えていたり、家族それぞれ独自のあだ名で呼んでいたりすることがあります。
人間ですら複数のニックネームで呼ばれると混乱してしまいますから、言葉の意味が理解できない猫にとっては、余計にわけが分からなってしまうはずです。あだ名で呼ばれも反応できないなど、猫を困惑させてしまいます。
そのため、愛猫のあだ名は1つに絞り、家族間でも統一して呼ぶようにしましょう。何度もあだ名を変えるのも避けたほうが良いです。
4.「あだ名」を呼びながら叱らない
猫を叱る時はあだ名で呼ぶのではなく、「こら!」「だめ!」といった短い言葉を使いましょう。
あだ名を呼びながら叱ると、悪いイメージと関連付けて覚えてしまい、呼びかけに反応しなくなる可能性があるのです。
遊ぶ時やご飯をあげる時など、猫にとって嬉しいことがある時に優しい声で呼びかけるようにすると、あだ名と良いイメージが結びついた状態で覚えてくれます。
これはあだ名だけでなく、本名でも同様です。
まとめ
愛猫とのコミュニケーションの一環として「あだ名」で呼ぶ場合は、猫を混乱させてしまわないようにすることが大切です。
あだ名を呼ぶ時には以下のポイントを意識しましょう。
- 名前に近いあだ名で呼ぶ
- 短くシンプルなあだ名で呼ぶ
- あだ名を統一する
- 猫にとって良いことがある時にあだ名を呼ぶ
日頃から接している飼い主ならではの愛情を込めたあだ名で、ぜひ愛猫とのコミュニケーションを深めていってくださいね。
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