続く物価高の影響は、ランチ代にも…
そんな時に利用したいのが、市役所や区役所の「食堂」。
安くて美味しく、栄養満点!進化する“役所グルメ”をご紹介します。
【写真を見る】『1000円以下のランチが全滅…』外食の平均は1243円 お昼の救世主!コスパ抜群“役所グルメ”【ひるおび】
ランチにいくら使っていますか?
リクルート「ホットペッパーグルメ外食総研」調べの「ランチ実態調査」によると、働く人のランチ代の平均額が452円(手作り弁当含む)。
外食の平均は1243円となっています。
外食に関しては4年連続で増額しており、物価高がランチにも影響しているのが分かります。
『ひるおび』で行なったLINEアンケート(5月3日~5日)ではこんな声も。
東京都/会社員 50代男性
「職場で1000円以下のランチが全滅。検討しないと・・・」
愛知県/パート・アルバイト 70代女性
「野菜をたくさん取りたいが、高いです!」
東京都/主婦 50代
「たまに外食すると今は1700円ほどに…。1200円で気持ちがあがるランチを見ると嬉しくなる」
兵庫県/主婦 40代
「この頃500円以下で(弁当を)作れなくなっているので困っています」
コスパ抜群!‟役所グルメ”
安くて美味しいランチが求められる中、注目なのが‟役所グルメ”。
市役所や区役所などの「食堂」で、コスパが良くて栄養満点のランチが食べられるんです。もちろん誰でも利用することができます。
◆練馬区役所 西庁舎 地下1階 『Ra dish』
・「醤油ラーメン(480円)」「かき揚げそば(490円)」などのワンコインランチや、重さ1.4キロ超えの「メガカレー(800円)」など、コスパ抜群のメニューが人気
◆足立区役所 南館 14階 『ソラノシタ』
・地上67mにあり、抜群の景色を見ながら本格料理が味わえる
・「国産豚と旬野菜の蒸ししゃぶセット(913円)」や、新鮮なお刺身など日替わりおかず7種類がついた「本日の豆皿定食1320円」が目玉
◆中野区役所 新庁舎 『ナカノヤ NYAcafe』
・5月7日に開庁した新庁舎にオープン
・定期的にメインおかずが変わる「一汁三菜定食(720円)」や、「中野の製麺所の麺を使用 喜多方ラーメン(700円)」などの食事メニューに加え、本格コーヒー・キッズメニュー・デザートも取り揃える
・土日祝も営業
◆港区役所 11階 『レストラン・ポート』
・東京タワーを見ながら食事ができる
・「野菜ゴロゴロ 大門カレー(550円)」
◆葛飾区役所 1階 『元気が出る食堂』
・「サバの生姜醤油煮定食(550円)」など、栄養バランスを考えたメニューが多い
◆台東区役所 地下1階 『チカショク さくら』
・1日10食限定「双子のベジぱんだカレー(640円)」が人気
なぜ‟役所グルメ”が人気?
グルメ雑誌『おとなの週末』も、2023年4月号で‟お役所ご飯”の特集を組むなど注目しています。
編集部は人気の理由として、▼誰でも利用可能▼価格が安い▼栄養管理されているところが多いことを挙げています。
また、お得に食べられる理由について
「元々職員や役所利用者のため価格を抑えていたが、近年はそれだけでは客数の維持が厳しいため、もっと多くの人に来てもらおうと各食堂が工夫を凝らしている」
と話しています。
コメンテーター 高橋ユウ:
正直役所のご飯は、「時間がないから行こう」みたいな感じかなと勝手ながら思っていた。こんなにこだわってくださって、しかも子どもも一緒に行けるというのがすごくありがたい。役所に用があるときは子どもを連れていたりするので。
個性豊かな“役所グルメ”、ぜひ探してみてください。
(ひるおび 2024年5月7日放送より)