■MLB ドジャース 3×-2 レッズ(日本時間20日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャース・大谷翔平(29)が20日(日本時間)、本拠地でのレッズ戦に2試合ぶりに「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1打点1死球で打率は.353。2020年9月以来となるメジャー2度目のサヨナラヒットを放った。
「ああいう状況で打てたことが次の打席、明日の打席に繋がると思うので素晴らしい瞬間だった。長打ではなくて、単打をしっかり打つスタイルというか、そういうバッティングだったのでいい結果になって良かったと思います」と振りかえった。
レッズの抑えA.ディアス(27)との対戦だったが「初球もいい所の球でしたけど、そこは見送ってよかったのかなと打席の中で思っていたので、その前のスライダーであったりとかそこらへん、厳しいボールをファールに出来ていたのがいい結果に繋がっているのかなと思っています」
延長10回、2死一、二塁の場面、打席での心境については「ゾーンの確認だけしないといけないので、毎打席、どういう状況でもそれだけは徹底しないといけないだろうし、それができていればいい結果に繋がる」といつもの打席と同じことをしていたと答えた。
指揮官のD.ロバーツ監督(51)は「素晴らしかったよ。みんなから水を浴びせられてたね。本当にうまく打った。低いボールを2、3球見送って、それからディアスのシンカーを引っ張って打っていた。彼はすごいヒットを何本も打ってきたと思うけど、ホームでの最初のサヨナラには興奮したよ」と笑顔で語った。
大谷の打撃については「ここ4週間くらい翔平は他の選手よりも(ストライクゾーンが)広かった。彼はストライクゾーンにはとてもこだわっている。相手がミスをしたときにはそれを利用して、いい球を打っている。さらに今日のような走者がいる場面でも、ヒットが必要な場面でも彼はストライクゾーンをうまくコントロールしていると思う」と大谷の打撃を分析した。