映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章・後章の一挙上映イベントが開催され、声優の入野自由（いりのみゆ）さん、内山昴輝（うちやまこうき）さん、白石涼子（しらいしりょうこ）さん、黒川智之（くろかわともゆき）さん「アニメーションディレクター」が登壇しました。
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本作は、未曽有の事態を引き起こした巨大宇宙船（＝母艦）が浮遊する世界に生きる、少女たちの青春の日々を描いたアニメーション。
後章では、大学生になった主人公・小山門出（声：幾田りら）と中川凰蘭（声：あの）が、世界の終わりに向かうカウントダウンが刻まれるなか、再び不思議な少年・大葉に遭遇する物語。
入野さんは、あのさんとのアフレコについて、“あのちゃんとの告白のシーンとかは、1回テストやって本番の時にディレクションが入って、「こういう風なのがいいんじゃない？…」って言って、あの空気がすごかったですよね”と、興奮気味に語ると、その状況を後ろに座って見ていたという白石さんも、“本当にテストやっていた時、ちょっと恥ずかしそうだったんだよね。やっぱりみんなでアフレコしていて、みんなに見られてるから。けど、ディレクションを受けてやった時の、あの「スキ」ね！もう、めっちゃあの吐息感っていうか…すごくて、「かわいい～」ってみんな言ってたよね”と語り、入野さんも、“ちょっと体温がぐっと上がる感じは、スタジオ自体が上がる感じはありましたね”と、振り返っていました。
黒川ディレクターも、“2人(幾田、あの)に関しては、もうほとんど僕から言うことは何もなかったっていうのが正直なところです”と、太鼓判を押していました。
また、撮り終えたばかりの幾田さんの声を聞いたという内山さんは、“すごいきれいな声で、直前に録り終わったヤツを僕が出ているシーンで「テストだけ流します」と言ってスピーカーから流れてきた音が、ほとんどEDITされていない素音が「めっちゃキレイ…」と思って、表現力もすごいあるし…。いやぁ声優さん、もっと頑張んないといけないなと思いました”と、明かし、笑わせました。
そして、白石さんは、幾田さんについて、“あのちゃんは一緒に出来たんだけど、幾田さんは出来なくて、なんなら全然収録されていなくて、「いつ録るんだろう？」って思っていて、私たちもぜんぜん録れていなかったんだけど、あの分量をいつの間にか録り終わっていて（笑）。前章がほぼ出来上がった時に観たら、すごいナチュラルで、すごい素敵でした”と、感嘆した様子で語っていました。
【担当：芸能情報ステーション】
