『動じないという言葉が似あう犬種』についてまとめました。今回は、何事にも「動じない」、落ち着いた性格である一方で、マイペース過ぎて飼い主を困らせる一面も持つ犬種を解説します。
「動じない」という言葉が似合う犬種
「動じない」という言葉が似合う、マイペース過ぎる犬種について解説します。
1.ゴールデン・レトリバー
ゴールデン・レトリバーは、「動じない」という言葉が似合う犬種だと思います。
幼い子供たちが「わあ~!わんちゃんだぁ!!」と、大きな声を出しながらドタバタと走ってやって来た時、微笑むような穏やかな表情で、ただジッと待っていてくれることがあります。
幼い子供にとって、ゴールデン・レトリバーの体はとても大きいですよね。大きな犬が好きな子供であれば、そのままガバッと飛びつくようにして抱きつくことがあります。それでも全く動じることはありません。
ふわふわなしっぽを握られても動じません。耳を触られようと、マズルを掴まれようと、手足を持ち上げられようと全く動じることはありません。
どうぞ、たくさん触っていいですよ♡という表情で子供たちを見守ってくれる、そんな犬種だと思います。
ただ、全てのゴールデン・レトリバーが何事にも動じないというわけではありません。大型犬ですので、接する時は十分に注意して、飼い主の許可を得てから触れ合うようにしましょう。
幼い子供にも動じることのない犬種なので、子育てにも参加してくれるような、頼りがいのあるパートナーになってくれる犬種だと思います。
2.アメリカン・ピット・ブル・テリア
アメリカン・ピット・ブル・テリアは、「動じない」という言葉が似合う犬種だと思います。
ピットブルの愛称で親しまれていますが、「動じない」という言葉が似合う犬種だと思う理由は、怖いイメージの強い闘犬種であるからというわけではありません。
動じない犬種だと思わせてくれる一番のポイントは「気の長さ」です。飼い主に「待っててね」と言われれば、いつまででも待ち続けることができる気の長さを持っています。
あまりの気の長さからか、無駄に我慢強いという一面もあります。どんなにつらいことも苦しいこともグッと堪えてしまうのです。そのため、病気やケガの発見が遅れる原因にもなりやすいため、注意深く見てあげる必要があると思います。
帰宅が遅くなった時も、お散歩の時間が遅くなった時も、どんなに待たせてしまった時でも拗ねたりすることはありません。気の長さは、心の寛大さでもあると思います。
3.チャウチャウ
チャウチャウは、「動じない」という言葉が似合う犬種だと思います。
何と言ってもマイペースな犬で、常に冷静ですし、焦る様子を見せることがない、と言っても過言ではありません。
あまりにもゆったりとした性格であるため、飼い主をイライラさせてしまうこともあるほどです。
お散歩に行くのも気分次第。ごはんを食べるのも気分次第。自分の気が向いた時でなければ、活き活きと行動する様子を見られることはなかなかありません。
頑固な性格にも捉えられてしまうかもしれませんが、基本的に周りのことを一切気にすることのない性格であるため、頑固者…と思われても仕方がないのです。
ただ、そんなマイペースな可愛い一面を見せてくれるのは、飼い主や家族など心を許した相手の前のみです。
他人に対しては警戒心が強く、体重が30㎏近くにもなる大型犬ですので、気軽に近づいたり触ったりしない方がよいでしょう。
まとめ
今回は、「動じない」という言葉が似合う犬種を3つ解説しました。
- ゴールデンレトリバー
- アメリカンピットブルテリア
- チャウチャウ
飼い主が冷静に対応できない時、愛犬の方が落ち着いていて、驚かされることってありますよね。
動じない性格は、マイペースであることと紙一重のようです。人に優しく、他の犬や動物にも優しく接することのできる犬にこそ、「動じない」という言葉が似合うのではないでしょうか。
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