「じつはカシミヤは若者のプレゼントにも最適なんです」品質にこだわったカシミヤ製品を手掛ける「Natural Basic」担当者が明かした本音

2024-05-28 13:00

服飾雑貨を国内外で多数展開する川辺株式会社が、5月15日(水)〜16日(木)の2日間、WITH原宿3FのLIFORKにて、 24AW新製品を含む自社ブランドの展示会を開催しました。会場では、「Natural Basic」と、そのハイエンドライン「OLU NATURAL BASIC」の特設ブースが展開。ナイコレ記者も実際に訪れ、カシミヤのもつ魅力を体感してきました。
会場を案内してくれたのは、商品本部 企画部第2課の田中佳奈さん。じつは今年の5月からブランドロゴをリニューアルしたといいます。
「Natural Basicは、カシミヤのまだ染めていない、無垢でこころをほぐしてくれるような柔らかさと肌なじみの良い自然な色合いを大切にした製品を目指して2000年に生まれたブランドです。 “染色”はいっさい行わず品質にこだわった製品を開発し続けており、いまでも「ホワイト」、「ベージュ」、「ブラウン」の3つの原毛色と、白とブラックカシミヤをブレンドした「ダークグレー」、「グレー」、「ライトグレー」3色の計6色を基本色とし、長年愛され続けてきました。
ただ課題としてひとつ、もっと若年層にも手にとってもらいという点がありました。じつは、いままでは取扱店の多くが百貨店で、手にとっていただける層は自ずとアッパー層の方がメインとなっていたんです。ただ、カシミヤはもともとエイジレスに楽しんでもらえる商品なので、今年からはより若い人にもNatural Basicのカシミヤのよさを届けたいと思い、ロゴのリニューアルを行いました。もともと『NB』と略して覚えていただいたこともあったので、その2文字をより特徴的にしたロゴデザインになっています」

Natural Basicの展示会の様子

若年層ファンの獲得のために、ほかにも刷新した点があったといいます。
「いままではストールなどの巻き物を中心に展開していましたが、今年からはカシミヤ素材の洋服の型数を増やすことで、若者との接点を増やしたいと考えました。カーディガンやニットワンピースのほか、レイヤードスタイルで着られるアイテムをつくったり、編み方や刺繍を工夫しファッション性にこだわったアイテムも。また、基本の6色以外にも、ラマやフォックスの毛を混ぜることで、カシミヤのみの素材とは違った色味や肌触りが楽しめる商品も展開しています」

デザイン性のほか、「カシミヤならではの『軽いのに温かい』感覚をぜひ体感してほしい」と田中さん。
ラマの毛を使ったダークブラウンのカーディガンの開発も。

さまざまな獣毛の素材を活かした小物のラインナップも増やしたそうです。
「手袋やネックウォーマー、ニットスカーフ、バケットハットなど、従来以上に種類を増やしました。イチオシはバラクラバ。フードとネックマフラーが一体化したデザインで、最近では韓国アイドルが着用していたりする流行り物なので、若い方にもぜひ手にとっていただきたいですね」

高品質な天然素材の小物なら、ファッション性も温かさも兼ね備えられる。

当日はもうひとつ、「OLU NATURAL BASIC」というハイエンドブランドの展示も行われていました。
「Natural Basicよりも、さらにユニセックスなアイテムになるよう意識しているブランドです。肩幅がやや広くつくられていたり、色味にもこだわっていますね。たとえば女性が男性パートナーへのプレゼントとして購入し、次は男性が自発的に買ってくださった……といったケースもあり、1度触れていただけたら必ずよさを実感してもらえるブランドだと自信を持っています」

OLU NATURAL BASICの展示品。

とはいえ、若年層にとってカシミヤが少し縁遠い存在に思える背景には、値段や手入れが大変そうなイメージも上げられるはず。
ただ、田中さんは「そんなことはないですよ」と続けます。
「もちろん、高品質なカシミヤを使っているのでなかには5万以上するような商品もあります。とはいえ1〜2万円ほどのアイテムも多いですし、ご家族や恋人へのプレゼントとしてうちの商品を選ぶ若年層の方もいらっしゃいます。
お手入れはアイテムを使う頻度を1日おきに調整してたまにブラッシングをしたり、気になったらクリーニングに持っていくといった、スーツと同じくらいの気持ちで扱ってもらえたら大丈夫です。
じつは、カシミヤはそうした手入れを惜しまずに使っていただけたら、親から子どもの代に受け渡せるほど何十年と使い続けられるもの。長年使い続ければこそ、相棒のような存在にもなっていくので、そのよさもぜひ実感していただけたらうれしいです」

カシミヤはもう少し歳を重ねてから……と考えてしまうのはもったいないのかもしれません。ぜひ1度、Natural Basic 、OLU NATURAL BASIC が手掛ける柔らかな製品に触れてみてください。

Natural Basicについて

カシミヤ素材を中心に、2000年から展開をスタートした川辺のオリジナルブランド。ホワイト・グレー・ベージュなどの無染色カシミヤを使用し、素材の風合いを最大限活かしながら、ストールやマフラーなどを中心にカーディガンやコートなどのアパレルも幅広く展開しています。ベーシックなデザイン、風合いの良さ、細かいディティールへのこだわりなどが魅力で、年齢を問わず全国の幅広いお客様から評価を得ています。

URL:https://www.kawabe.co.jp/lp/scarf/natural_basic
Instagram:https://www.instagram.com/_natural_basic_

OLU NATURAL BASICについて

Natural Basicの別レーベルとして、2019年から全国のセレクトショップや専門店で展開。カシミヤストールを中心に、厳選した天然素材と無染色にこだわったものづくりを行っています。ブランド名称の「OLU」は「O:OUR」「L:LOOM(織り機)」「U:UTENSILS(道具/用具)」の頭文字から取った造語で、私たちのものづくりから、あらゆる心地よさを織りなしていけるように。という願いが込められています。

URL:https://olu-naturalbasic.com
Instagram:https://www.instagram.com/olu_naturalbasic/?hl=ja

※詳しくは各ブランドの公式サイト(今秋リニューアル予定)、Instagramをご確認ください

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