企業の間で取引されるモノの価格水準を示す5月の企業物価指数は、去年より2.4%上昇しました。
日銀がきょう発表した5月の企業物価指数は122.2となり、去年と比べて2.4%上昇しました。去年8月以来の高い伸びで、39か月連続の上昇です。
再生可能エネルギーの普及のために電気代に上乗せされる「再エネ賦課金」の引き上げで電気代が値上がりしたことや、銅などの非鉄金属の価格が上がったことなどが要因です。
また、歴史的な円安が続いているため、円ベースでみた輸入物価は去年と比べて6.9%上昇し、大きく物価を押し上げています。