栃木・那須町 高校生ら8人死亡雪崩事故 禁錮2年実刑判決の引率教諭ら3人が控訴

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-06-13 12:21
栃木・那須町 高校生ら8人死亡雪崩事故 禁錮2年実刑判決の引率教諭ら3人が控訴

7年前、栃木県那須町で高校生ら8人が登山訓練中に雪崩に巻き込まれ死亡した事故の裁判で、禁錮2年の実刑判決を言い渡された当時の引率教諭3人が、判決を不服として控訴したことがわかりました。

2017年3月、那須町で登山の訓練をしていた県立大田原高校山岳部の生徒ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、引率していた▼猪瀬修一被告(57)、▼菅又久雄被告(55)、▼渡辺浩典被告(61)の3人が、業務上過失致死傷の罪に問われていました。

裁判で弁護側は「雪崩を予見できなかった」として無罪を主張しましたが、先月30日の判決で宇都宮地裁は、「相当に重い不注意による人災だったと言わざるを得ない」などと指摘し、3人に禁錮2年を言い渡しました。

裁判所によりますと、3人はきのう付で判決を不服として、東京高裁に控訴したということです。

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