愛犬とのお散歩、楽しんでいますか?突然すぐ脇を大型トラックが走り抜けて愛犬が興奮してしまい、制御できなくて困ったなどという経験はありませんか?愛犬と楽しく、そして安全にお散歩を楽しむために大切なのが、リードで愛犬に適切な指示を伝えることです。案外知られていないことも多い、リードの正しい持ち方や使い方などをご紹介します。
犬の「リード」正しく使えていますか?
「制御」「管理」「コントロール」といった言葉を聞くと、嫌悪感を抱く飼い主さんもいるかもしれません。しかし、人間社会の中で暮らす犬の身は、飼い主さんしか守ってあげられません。安全な範囲内で自由を与えるために、必要なことなのです。
特に、散歩や運動などで外にいる時は、危険がいっぱいです。愛犬を守るために、飼い主さんがリードで適切な指示を伝えることが必要になるのです。
そこで今回は、リードの正しい持ち方や使い方、散歩をさせるときに注意すべきことなどをご紹介します。
「リード」の持ち方
リードを手首にぐるぐると巻き付ける飼い主さんを見かけることがありますが、これは危険です。もし愛犬が強い力で引っ張ったら、飼い主さんが転んでしまう可能性が高いからです。
「リード」の正しい持ち方として、まずは持ち手部分の輪を親指に掛けます。犬に自分の左側を歩かせたい場合は、右手の親指です。
そして、リードの真ん中あたりを左手で縦方向に軽く握ります。愛犬を飼い主さんの横に並ばせ、前または上を向いた状態でオスワリをさせます。
リードを握った左手を体の側面につけ、小さく前なら絵のように直角に曲げます。その状態で、愛犬へとつながっているリードがピンと張るような位置を探して左手を握り直します。その部位に結び目を作り、次回からその結び目を握りましょう。
この結び目は「セーフティグリップ」と呼ばれ、目印になると同時に、引っ張られても同じ位置をしっかりと握っていられるようになります。
リードの使い方
散歩をするときには、リードを握った左腕を下におろします。リードがたるみ、愛犬はリラックスしてお散歩を楽しめます。
愛犬が違う方向に行こうとした場合などはリードを軽く引き、言葉でも指示を出しながら、飼い主さんのペースに合わせるようにします。
もしリードが長すぎる場合は、長い部分を折りたたむようにして、輪をかけている方の手で掴みましょう。
愛犬を散歩させるときに注意すべきこと
リードを持っている手は、脇をしめるなど、常に体の一部につけておきましょう。犬が急に引っ張ったときに、飼い主さん自身が持っていかれないようにするためです。
愛犬に引っ張りぐせがある場合は、「引っ張ったら進ませない」という態度を貫きましょう。
併せて、リードを引っ張らずにお散歩ができたときには、しっかりと愛犬を褒めてください。これで、「リードを引っ張らずに散歩をすると良いことがある」と学習してくれます。
まとめ
今回は、犬の「リード」の正しい使い方や散歩時の注意点、適切な持ち方等について解説しました。
リードは消耗品です。いくら丈夫でも、使っていれば劣化していきます。散歩に行く前に必ず確認し、出先で金具が外れたり切れたりといった事故が起きないようにしましょう。
また、リードの正しい使い方をマスターするのと併行して、アイコンタクトや指示通りにオスワリなどができるようにすることで、いつでも落ち着いて対応できるように制御してあげられることも大切です。
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