晴れて気温が上がり、梅雨に入っても気温・湿度ともに高めの日が続く予報となっています。“雑菌”が繁殖しやすい季節となり、家庭でも注意が必要です。
【写真を見る】「菌は意外な所で繁殖している」エコバッグに小麦粉…家庭での食中毒に要注意!“菌の繁殖”防ぐ方法【Nスタ解説】
エコバッグ 洗濯してますか?菌が繁殖 食中毒のリスクも
厚生労働省の「令和5年 食中毒発生状況」によりますと、家庭で11%も食中毒が発生しているということです。(飲食店での食中毒は約48%)
管理栄養士の渥美まゆ美さんは「菌は意外な所で繁殖しています」といいます。
例えばエコバッグは、肉や魚を入れると、袋の中で菌が繁殖している可能性があるそうです。この時期に気をつけるポイントを聞きました。
【エコバッグの取り扱い】
・洗濯は基本、使用後に毎回洗うこと。難しい場合は可能な限り、定期的に洗うこと。
・毎回干すこと。
・除菌スプレーはムラになってしまうためNG
・布製のエコバッグはナイロン製よりも、しみやすいため、菌が繁殖するリスクが高まる
【小麦粉について】
・小麦粉は“生もの”のため、保存は冷蔵庫で
・お好み焼き、たこ焼きはしっかりと焼くこと
【お弁当のトマトに要注意】
・ヘタは外すこと。“へこみ”に菌が多いので、しっかり洗うこと
・お弁当に入れる場合は、トマトの中は水分が多く、菌が繁殖しやすいので切らずにそのまま入れること
【冷蔵も菌が繁殖】
・隙間がないくらい食材を詰め込む、冷気が出る場所を食材でふさぐと、温度が下がらずに食中毒の原因になるので要注意