猫を飼っていると「なんでそこにいるの？」と言いたくなるような場所でくつろいでいることがよくありますよね。その中の一つとして新聞やチラシの上にいる猫を見ることがある方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、猫が新聞やチラシに乗りたくなる4つの心理について詳しくご紹介していきます。ぜひ本記事を参考に猫の行動を理解して、今後の愛猫とのコミュニケーションにお役立てください。
1.気持ちいいから
猫にとって、新聞やチラシは心地よい暖かさをもたらしてくれる存在です。特に冬場など、冷たいフローリングよりも紙の優しい感触は格別で、思わず体を委ねてしまうのでしょう。
さらに、紙の適度な弾力性は、猫にとってまるでマッサージのような心地よさを感じさせているのかもしれません。
そのため、冬場やエアコンの効いた部屋で新聞やチラシに乗って丸くなってリラックスしている様子が見られる猫は、快適な休息場所として新聞やチラシを活用していると考えられるでしょう。
2.興味があるから
猫は好奇心旺盛な動物であり、新聞やチラシを広げるとカサカサと音がしたり、文字や絵柄があったりと、猫にとって刺激的な要素がたくさんあります。特に、キラキラ光るインクや模様が入ったチラシは、猫の興味を惹きつけやすいようです。
以上のことから、広げたばかりの新聞やチラシに飛び乗ってくることが多かったり、新聞紙やチラシを破くなど、おもちゃのように遊ぼうとする猫は、新聞やチラシに興味津々な状態だと考えられます。
3.かまってほしいから
猫が新聞やチラシに乗ってくるのは、「飼い主さんの気を引きたい」という気持ちのあらわれでもある場合があります。飼い主さんが新聞やチラシに集中している様子を見ると、自分もその場に参加することで、かまってもらえるのではないかと考えているのでしょう。
そのため、飼い主さんが新聞やチラシを読んでいる時に乗ってくることが多かったり、乗ってきた後に身体をスリスリと擦り寄せてきて甘えた声で鳴いたりする場合には、かまってほしさから新聞やチラシに乗っていると推測できます。
4.マーキングをしている
猫が新聞紙やチラシの上に乗ってくる理由は、マーキング行為の可能性もあります。これは、猫が自分の縄張りを示すためにフェロモンを分泌する行動です。
猫の顔や肉球にはフェロモンを出す特殊な腺があり、猫が新聞紙・チラシに乗ったり体をこすりつけたりすることで、これらの腺からフェロモンが分泌され、「ここは私の縄張り」というメッセージを送っているのかもしれません。
また、マーキング行為は、去勢・避妊をしていない猫や多頭飼いしている場合によく見られます。
まとめ
本記事では、猫が新聞やチラシに乗ってくる理由をご紹介してきましたが、いかがでしたか？愛猫の行動を理解することで、より深いコミュニケーションを図り、猫との生活をより豊かにすることができます。
この先、愛猫が新聞やチラシに乗ってきたときは、ぜひこれらの理由を思い出してみてくださいね。
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