東京都知事選挙で候補者とは関係のないポスターが掲示板に貼られた問題をめぐり、自民・公明両党は、秋に想定される臨時国会で公職選挙法の改正を目指す方針を確認しました。
【動画】「一定の品位を保つ規定を設ける必要がある」自民・公明両党は公職選挙法の改正を目指す方針を確認 都知事選“選挙関係のないポスター”問題で
自民・公明両党は公選法の見直しに関する実務者協議を初めて開催し、掲示板に候補者と関係のないポスターが貼られていた問題や、政見放送で候補者が当選を目指しているとは思えない不適切な行為などについて論点とすることを確認しました。
その上で、秋に想定される臨時国会での法改正を目指し、与党案を早急にとりまとめ、野党と協議を行う方針で一致しました。
自民党の逢沢選挙制度調査会長は、掲示板のポスターについて「一定の品位を保つ規定を設ける必要がある」と話し、営利目的や売名目的のものについては罰則の対象にすることも検討する考えを示しました。