日本で飼うのが難しい犬種5選 飼いづらいと言われている理由や迎える際の注意点まで

2024-07-21 12:00

日本は気候や住宅環境などの理由から「飼うことが難しい」と言われている犬種がいます。迎える際は住宅環境や気候対策など、徹底して対策することが重要です。この記事では、日本で飼うのが難しい犬種とその理由、迎える際の注意点を紹介します。

理由や注意点も解説!日本で飼うのが難しい犬種5選

シベリアンハスキー

日本の住宅は世界的に見ても狭く、夏になると高温多湿な環境になります。このように特殊な環境だからこそ、犬種によっては飼うことが難しいと言われることも。

今回は、日本で飼うのが難しいと言われている犬種とその理由、さらに迎える際の注意点を紹介します。

1.シベリアンハスキー

オオカミのような強面フェイスが魅力のシベリアンハスキーは、ふさふさとした毛並みを持つダブルコート犬種です。名前の通り、寒い地域のシベリア原産の犬種なので、寒さに強く暑さに弱い特徴を持ちます。

そのため、日本の夏はシベリアンハスキーたちにはとても辛く、散歩時間や室温の調整などを徹底して行わなければなりません。

また、元々ソリ犬として活躍していたほどスタミナのある犬種なので、毎日十分な散歩を朝晩行うことはもちろん、休日にはのびのびと動き回れる環境を用意してあげましょう。

2.グレートデーン

小型犬とグレートデーン

グレートデーンはギネス世界記録にも登録されるほどの超大型犬で、オスならば体長、体高ともに80cmを超えると言われています。非常に大きな犬種なので、住宅もグレートデーンに適した広さが必須です。

体格が大きいために運動量も多く、さらに寂しがり屋な性格の犬が多い犬種なので、飼い主がしっかりとコミュニケーションを図る時間をとってあげる必要があります。

また、暑さだけでなく寒さにも弱い犬種なので、季節に応じて気温対策を徹底してあげなければいけません。グレートデーンを飼うには、住宅環境から準備する必要があるでしょう。

3.サモエド

「サモエドスマイル」という言葉ができるほど笑顔が素敵なサモエドは、ふわふわとした白く美しい毛並みが特徴的な犬種です。性格も穏やかで友好的な犬種なので、家庭犬としても人気があります。

ただし、元々は極寒の地で生まれた犬種なので、暑さには非常に弱い犬種です。日本の夏は高温多湿な環境に変貌するため、サモエドにはとても厳しい季節となります。

また、ハスキー同様にソリ犬として活躍するほどスタミナのある犬種なので、お迎えする際はしっかりと運動不足を解消できるような、スケジュールや環境を用意してあげてください。

4.セントバーナード

セントバーナード

山岳救助犬として活躍することの多いセントバーナードは、穏やかで愛情深い性格の犬が多い傾向にあります。ただし暑さや湿気に弱い犬種なので、夏場は室温管理や屋外での活動対策を徹底しなければなりません。

また、体重は50~90㎏程度ですが、中には100kgを超えるほど大きな犬種なので、飼育するためには広々とした部屋が必要となります。外では日本の気候の変動に対応できないので、必ず室内で飼育してください。

また、セントバーナードの寿命は、8〜10年と大型犬の中では短命な傾向があります。毎年必ず定期検診を受け、体調の変化にも注意しましょう。

5.グレートピレニーズ

グレートピレニーズ

グレートピレニーズも超大型犬であり、スタミナを豊富に有する犬種です。しっかりしつけをすることで愛情深く従順な犬に育ちますが、しつけが上手くいかないと攻撃的な一面が出てくることもあるので注意してください。

また、元々高山地帯で暮らしていた犬種なので、寒さには強くても暑さには非常に弱い犬種です。被毛の量も多いため、夏場は暑さ対策を徹底する必要があります。

また、運動量も必要な犬種なので、しっかり運動に割く時間をとることができ、尚且つグレートピレニーズの体力や力強さについていける人でなければ難しいでしょう。

まとめ

サモエド

いかがでしたか。日本では住宅環境や夏場の暑さ対策などの理由から、今回紹介したような犬種は飼いにくいと言われています。ご自身の住宅環境や生活スタイルを考慮して、少しでも不安点が残るようならばお迎えは控えるべきでしょう。

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