バイデン氏撤退から一日 ハリス氏候補者指名確実に「11月にドナルド・トランプを打ち負かすつもりだ」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-07-23 18:54

アメリカのバイデン大統領に代わり、大統領選挙を戦う民主党候補ですが、ハリス副大統領が指名獲得を確実にしました。ハリス氏はトランプ氏に勝つことができるのでしょうか?

【動画】バイデン氏撤退から一日 ハリス氏候補者指名確実に「11月にドナルド・トランプを打ち負かすつもりだ」

アメリカ ハリス副大統領
「戦う準備はできているか?我々が戦う時は…『我々が勝つ!』」

バイデン氏の後継として、党の大統領候補になることが確実になったハリス副大統領。複数のアメリカメディアは、民主党の候補指名獲得に必要な代議員の過半数を確保したと伝えています。

ハリス氏は声明で…

ハリス副大統領
「幅広い支持を得られたことを誇りに思う。私は民主党と国を団結させ、11月にドナルド・トランプを打ち負かすつもりだ」

また、民主党の全国委員会は来月7日までにオンラインで代議員の投票を行い、来月19日からの全国党大会の前に正式に大統領候補を指名する方針を示しました。

民主党は、バイデン氏の撤退表明から一日で、ハリス氏が候補指名を得る見通しとなりましたが、党の内部では実際に一枚岩となることができているのか。専門家に聞いてみると…

明海大学 小谷哲男 教授
「おそらく民主党の中でも、ハリス氏に不安を持っている人たちはまだまだいると思うが、党内を結束させていかないと、トランプ氏、バンス氏には勝てないので、今はもう、ハリス氏に一本化しようという流れが民主党の中にも来ている」

民主党では、重鎮・ペロシ元下院議長も、ハリス氏支持を明らかにしていますが、オバマ元大統領などまだ支持を表明していない有力者もいます。

11月の大統領選挙については、いわゆる「ほぼトラ」との見方も出ていますが、民主党はどう戦う必要があるのか。

明海大学 小谷哲男 教授
「世論調査を完全に信用することができないが、接戦州・激戦州においてはトランプ氏がやや有利。民主党を一致団結させることができるような副大統領候補を選び、党内が一丸となって、11月の大統領選挙で戦う姿勢を示すことが大事」

こうした中、新型コロナに感染していたバイデン大統領は自主隔離を終え、23日、ホワイトハウスに戻ることになりました。今週中に、撤退について自ら国民に説明する機会を設ける見通しです。

  1. 神奈川県警・“過去最大”の覚醒剤押収量 覚醒剤約531キロ・末端価格約350億円を密輸か 男3人を逮捕
  2. 「外がレンジの中みたい」“体温超え”危険な暑さ…スマホなど車内放置は厳禁 ETCカードの“挿しっぱなし”にも注意【Nスタ解説】
  3. バングラデシュ・学生らの反政府デモ “多数の死望まず” 「48時間停止」決める 少なくとも163人が死亡
  4. 【Hi-STANDARD】難波章浩さん 父親について「望みをかけて明後日水頭症の手術を行うことにしました」「良くなるなら本当は傷つけたくないです」
  5. 【台風3号情報】 あす非常に強い勢力で沖縄に接近 本州は猛暑と雷雨やひょうに注意
  6. 「盗んでまで使いたいかな…」温泉施設で“高級シャワーヘッド”が被害!悪質な行為 別のモノとすり替え
  7. 「私がしたことに間違いありません」知人女性に性的暴行を加えた疑いでプロゴルファーの男を逮捕 神奈川県警
  8. 台湾・大規模な避難訓練 在住日本人は“2か月分の食料備蓄”に“安全保障セミナー参加”も…不安広がる
  9. ブレイキンの見どころは“即興性”と“オリジナリティ” 他人の技の真似も、同じ技2回も採点に影響?【ゲキ推しさん】
  10. 【杉良太郎】  妻・伍代夏子さんから 高齢ダンサーズを見習って「体を動かして」
  11. 暑さで“運動不足”長期化…フレイル(虚弱)に注意! 自宅や移動中に「片足立ち」「かばんダンベル」で筋トレ【Nスタ解説】
  12. Amazonで処方薬が買える「Amazonファーマシー」サービス開始 配送料金は0~600円程度、置き配は不可 問題は?【Nスタ解説】
×