11月に行われるアメリカ大統領選に向け、事実上の民主党候補となったハリス副大統領について、ロシアの大統領報道官は直接の評価を避けるなど慎重な姿勢を示しています。
ロシアのペスコフ大統領報道官は22日、ハリス氏への評価を問われると「現時点で評価することは避けたい」と述べ、慎重な姿勢を示しました。そのうえで「わが国に対し、極めて非友好的な表現の発言があったが、両国関係に関するハリス氏のそれ以外の行動はプラスでもマイナスでもない」と述べました。
また、ロシア外務省のザハロワ報道官は24日、アメリカ大統領選で誰が大統領になろうとも対ロシア政策は変わらないとして、「われわれは何の幻想も抱いていない」と述べています。