種の異なる動物たちが一緒に暮らしていると、予想外な出来事が起きることがあります。
今回ご紹介する、ウサギと一緒に暮らすハトのある行動を撮影した動画もそうです。
自然界では考えられないだろう不思議な光景に驚かされますよ。
※こちらの記事は2021年7月に公開した記事を再編集したものです。
ハトとウサギの共同生活
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ボーラビルで暮らす撮影者さん夫婦は、屋根の修理中にオスのハトの赤ちゃんを発見し保護しました。
『ギャラクシー』と名付けられたそのハトは、しばらくするとオスの先住ウサギ『スポット』と一緒にウサギ小屋で暮らすように。
そこへ、新たに迎えられたメスのウサギ『ハニー』が仲間入りします。
ハトとウサギという意外な組み合わせですが、ギャラクシー・スポット・ハニーは種を超えて仲良くなり、お互いにグルーミングもするようになったそうです。
そんな彼らのもとに、かわいいメンバーがさらに加わります。
ハニーが産んだ赤ちゃんたちです。
子育てを手伝うギャラクシー
ハニーが赤ちゃんを産んでから、撮影者さん夫婦はギャラクシーのある行動を目撃するようになりました。
それがこちら。
ハニーが産んだ赤ちゃんたちに寄り添うギャラクシー。
まるで我が子を大事に守っているようです。
一般的に、ウサギの授乳は1日に1~2回なんだとか。
ハニーにも夜中に1度だけ授乳を行うそうで、ギャラクシーは毎日こうして赤ちゃんたちのお世話を買って出ているとのことです。
そして、赤ちゃんたちが成長しても、ギャラクシーは変わらず子育てのお手伝いに一生懸命。
その時、赤ちゃんのパパ・ママらしき大きなウサギたちはというと・・・
少し離れたところにいました。
ハトとウサギの子育ての習性の違いもあるでしょうが、信頼するギャラクシーだから安心して任せているように見えます。
動画はこちら
自分の子供のようにウサギの世話をするハト。
その姿は、こちらの動画からご覧いただけます。