■プロ野球 DeNA 2-5 巨人(26日・横浜スタジアム)
DeNAは巨人に敗戦を喫し3連敗となった。試合は2ー2の同点で迎えた8回表、先発・ジャクソン(28)が走者を背負うと2番手でマウンドに上がった中川虎大(24)が7番・岸田行倫(27)、8番・泉口友汰(25)に連打を浴び勝ち越しを許した。打線はその後満塁の好機を作るも反撃ならず。
ジャクソンの立ち上がりは先頭の丸佳浩(35)を中飛、2番・吉川尚輝(29)を遊ゴロに。3番・ヘルナンデス(29)から空振り三振を奪うと三者凡退に抑えた。
打線はその裏、巨人の先発・赤星優志(25)に対し先頭の梶原昂希(24)が二ゴロ、2番・度会隆輝(21)が一ゴロに。2死を奪われるも3番・佐野恵太(29)が死球を受け出塁。4番・牧秀悟(26)は左安打を放ち2死一、二塁と好機を作った。続く5番・宮﨑敏郎(35)は四球を選び満塁に。しかし迎えた6番・山本祐大(25)は遊ゴロに倒れ先制のチャンスも無得点に終わった。
2回裏、1死走者無しから8番・森敬斗(22)が中安打で出塁。9番・ジャクソンが送りバントを決めると得点圏に走者を進めた。続く1番・梶原にライトへの適時打が飛び出し先制に成功した。
しかし直後の3回表、8番・泉口に左二塁打を放たれると9番・赤星の送りバントをファーストを守るフォード(32)がフィルダースチョイス。さらに1番・丸に死球で出塁を許し、無死満塁のピンチを迎えた。迎えた2番・吉川の打球は中犠飛となり同点に追いつかれた。
1ー1の同点で迎えた5回裏、2死走者無しから4番・牧がカウント2ボールから3球目スライダーを捉えレフトスタンドへ。勝ち越しとなるソロ本塁打が飛び出し2ー1となった。
1点リードで後半に入り6回表、無死走者無しから2番・吉川に中安打を放たれ出塁を許した。3番・ヘルナンデスを遊ゴロに打ち取るも4番・岡本和真に四球を与え1死一、二塁に。続く5番・大城卓三(31)にライトへの適時打を浴びると再び同点となった。
終盤に入り8回表、2番・吉川に右二塁打を放たれ、無死二塁と得点圏に走者を背負った。続く3番・ヘルナンデスに四球を与えピンチを迎えると、ここでジャクソンは降板。2番手・中川虎がマウンドに上がった。中川虎は4番・岡本、5番・大城から三振を奪い2死とするも6番・坂本勇人(35)に四球を与え満塁に。すると7番・岸田にレフトへの適時二塁打を放たれ4ー2と勝ち越しを許した。さらに8番・泉口にもレフトへの適時打を浴びリードを広げられた。
直後の8回裏、巨人の5番手・バルドナード(31)に対し先頭の4番・牧が四球で出塁。5番・宮﨑は空振り三振に倒れるも6番・山本の打球をバルドナードが悪送球。1死一、二塁で7番・フォードは四球を選び満塁に。ここで6番手・ケラー(31)が登板も代打・大和(36)は遊飛、続く代打・松尾汐恩(20)は左飛に倒れ得点できず。
そのまま3点を追う9回裏は巨人の7番手・大勢(25)の前に1番・梶原から始まる打線も無得点に終わり試合終了。DeNAは巨人とのカード初戦に敗れた。