ウクライナが使用した長距離ドローンの数が先月、侵攻以来初めてロシアを上回ったとアメリカの経済誌「フォーブス」が伝えました。
フォーブスは1日、アナリストやロシア国防省の発表をもとにウクライナとロシアの双方が先月、攻撃に使用した長距離ドローンの数を報じました。
ウクライナが520機以上だったのに対しロシアは426機で、ウクライナがロシアを上回ったのは初めてだとしています。
また、ロシアは長距離ミサイルの備蓄をほとんど使い果たしドローンが主力となっているものの、ウクライナ側が90%撃墜していると主張していることから、「脅威が増しているとは見えない」と指摘。ウクライナが多種多様なドローンを開発してきたとも伝えています。
フォーブスは、この集計結果について「意味のあるものではないかもしれないが、ドローン戦略におけるターニングポイントとなるかもしれない」としています。