夏の暑い日に生まれた1匹の子猫ちゃん。投稿者さんが見つけた時点では、外にうずくまり、動かない状態でした。投稿主さんの賢明な保護活動により、甘えん坊に成長した姿に多くの人々が感動しました。
「じきはら さちを」さんのInstagramに投稿されたのは、屋外で1匹でうずくまっていた1匹の子猫ちゃん。投稿主さんは通行人の方からの連絡により、保護を試みましたが、一筋縄ではいきません。投稿主さんの賢明な保護活動と、子猫の強い生命力に総再生回数は26万回再生以上、いいね数は1.3万件以上と多くの人から注目を集めています。
屋外にうずくまっていた1匹の子猫
動画の主人公は白黒模様がかわいい子猫ちゃん。真夏に生まれ、小さな体で必死に生き延びた男の子です。投稿主さんが発見した当初、子猫ちゃんはやせ細った体で屋外でうずくまっていました。近所の人から連絡を受け、子猫ちゃんの様子を見に行く投稿主さん。
投稿主さんが現地確認をしに行くと、やせ細った子猫ちゃんは飼い猫であることがわかりました。飼い猫である以上、勝手に保護することができず、困ってしまった投稿主さん。子猫ちゃんのために、投稿主さんは3日間何度も訪問したり、ポストにメモを投函したりと努力しました。
飼い主さんは音沙汰無し…ついに子猫を保護!
飼い主さんに何度連絡を行っても、居留守を使うなどし、音沙汰はありませんでした。投稿主さんは子猫ちゃんが敷地外にいる所を保護し、病院へ連れて行く旨のメモを残し、病院に連れていくことを決意しました。
動物病院で健康診断を行ったところ、子猫ちゃんの健康状態は決して良いものとはいえませんでした。肉球は焼きただれており、猫風邪の症状や眼の炎症。さらには脱水や栄養失調もみられます。
また生後約4カ月程度で体重はわずか900g。生後4か月の子猫の体重は2kg程度が一般的とされているため、半分ほどしかないことが分かります。
賢明なお世話により、立派な甘えん坊に成長!
投稿主さんは病院に通いながら、賢明にお世話を続けました。保護して2週間程度で体調もだいぶよくなり、甘えん坊な男の子に成長した子猫ちゃん。投稿主さんがケージに手を入れると顔をすり寄せ、全力で甘えます。
肉球の化膿やあごニキビなど、引き続き治療は必要ですが、クリクリとした大きなお目目やフワフワな毛並みになった子猫ちゃん。現在では里親さんが見つかり、先輩猫ちゃんと仲良く暮らしているそうです。
動画には「一生懸命生きているのですから家族として迎えられない人には飼う資格が無いと思います」「なぜ肉球が焼けただれているのだろう?虐待?」「勝手な人間と不幸な動物が少しでも減る世の中になるよう祈ります」「保護して下さってありがとうございます」「全ての人間が他者の痛みをわかり会える世の中になって欲しい、心からそう思います。」「良くがんばったね。幸せになってね」など、多くのコメントが寄せられています。
「じきはら さちを」さまのInstagramでは、猫の保護活動を行っています。多頭飼育崩壊などから猫を保護する様子から、保護猫ちゃんがずっとのお家を見つける様子など、保護猫の現状がアップされています。
写真・動画提供:Instagram「じきはら さちを」さま
執筆:kurumi
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております
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