韓国政府はEV=電気自動車の火災が相次ぎ不安が高まっていることを受け、EVに搭載されているバッテリーの情報を公開するよう自動車メーカーに勧告することにしました。
韓国では今月1日、仁川市にあるマンションの地下駐車場に止まっていたEVから火が出る火災が発生。6日には中部・忠清南道で、充電器が差し込まれた状態のEVが焼ける火災も発生し、韓国国内でEVの安全性に対する不安が高まっています。
これを受け、韓国政府は13日、関係省庁による対策会議を開き、国内で普及しているEVに搭載されているバッテリーの情報を自動車メーカーが自発的に公開するよう勧告することを決めました。
13日の時点で現代自動車や起亜自動車などは、すでにバッテリーを製造した会社を自社サイトで公開しています。
韓国政府は専門家などの意見を踏まえ、総合的な安全対策を来月発表する予定です。