- Battista Targamerica(バッティスタ・タルガメリカ)は、アウトモビリ・ピニンファリーナがクライアントに納車した初のワンオフ・コーチビルド・モデルです
- 世界初のコーチビルド電気ハイパーカーであり、「Dream Cars.Made Real(夢の車。現実に)」というブランド・プロミスの最新の例です
- モントレー・カー・ウィーク中のThe Quail, A Motorsport Gatheringの目玉アトラクションとして紹介された後、依頼者に納車されます
- デザイン・チームは、クライアントと緊密に協力し、葉巻ケースなどのパーソナライズされた要素を含むすべての詳細をキュレーションしました
- バッティスタ・タルガメリカという名前は、オープントップのボディ・スタイルと新しい永住の地を参考にクライアントと共同で考案したものです
- このコーチビルドの傑作は、デザインを一新したカーボン・ファイバーのボディワークとモノコックにより、ユニークなオープントップのドライビング体験を提供します
- バッティスタ・タルガメリカは、イタリアで最もパワフルな公道仕様車の驚異的なパフォーマンスを維持しています
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カリフォルニア州モントレー, 2024年8月16日 /PRNewswire/ -- Automobili Pininfarina(アウトモビリ・ピニンファリーナ)は、クライアントに納車された世界初のコーチビルド電気ハイパーカーであるユニークなワンオフ・カー、Battista Targamerica(バッティスタ・タルガメリカ)からカバー、そしてルーフを取り外しました。
バッティスタ・タルガメリカは、今月開催されるモントレー・カー・ウィークのThe Quail, A Motorsport Gatheringで世界初公開されます。このような芸術的な自動車にとって最適な場所です。名匠のデザインをまとったこの車は、アウトモビリ・ピニンファリーナが顧客から依頼を受けてコーチビルドした初の車であり、「Dream Cars, Made Real」という同ブランドの哲学を完璧に体現した作品です。
著名な自動車コレクターであり、バッティスタのオーナーでもある1人の人物から依頼を受けたデザイン・チームは、そのクライアントと緊密に連携し、ユニークなデザインとしても、技術的な宣言としても際立つように、広範なパーソナライゼーションのリストを作成しました。
ピニンファリーナ社と共同でカンビアーノのアトリエの職人が手作業で作り上げたこの車は、オーナーの個性や経歴、嗜好、興味、ユニークな人生を反映したオーナーの人格の完璧な表現と言えます。イベントの後、この車は、希少でクラシックかつモダンなパフォーマンス・カーの象徴を集めた世界最高級の個人コレクションの1つとして誇らしげに所蔵されることになります。
バッティスタ・タルガメリカは、印象的なシルバーとブルーの配色に加え、ルーフレスのプロファイルに合わせてボディを綿密にデザインし直し、ユニークなオープントップのドライビング体験を実現します。また、アウトモビリ・ピニンファリーナの受賞歴のあるPURAデザイン哲学の要素も取り入れ、時代を超えた贅沢さを未来のビジョンとして再現しています。すべてのバッティスタ車に共通するのは、ユニークな手作りの傑作であり、クライアントの個性を反映していることです。
アウトモビリ・ピニンファリーナの最高経営責任者であるPaolo Dellachà氏は、以下のように述べています。「当社が初めてコーチビルドしたワンオフ車をクライアントに納品する重要な瞬間を迎えています。バッティスタ・タルガメリカは、これまでのどの車とも違い、高度なスキルを持つ当社のチームが、無限の可能性をもってデザインおよびエンジニアリングできることを実証した作品です。当社の世界クラスの職人たちは、真に特別なものを提供しました。つまり、厳格きわまりないクライアントの仕様に合わせて特別にデザインした初の電動オープントップ・ハイパーカーです。」
バッティスタ・タルガメリカのディテールの多くは、ピニンファリーナがデザインした最も有名なワンオフ・カーの1台、フィアットの会長就任20周年を記念してGianni Agnelliのために製作した1986年型フェラーリ・テスタロッサ・スパイダーからインスピレーションを得ています。バッティスタ・タルガメリカと同じく、この車もシンプルさと優雅さを兼ね備えた傑作でした。バッティスタ・タルガメリカの繊細なブルーとブラックのプロファイル・ディテールで強調した見事なシルバーの外装仕上げは、リア・ラゲッジ・オープニングの特徴的な水平ラインと同様に、テスタロッサ・スパイダーへの明確なオマージュです。
この新型車は、2023年のモントレー・カー・ウィーク中に依頼されました。このコーチビルドの傑作の開発は、構想から納車までちょうど1年かかりました。この工程には、カンビアーノの職人たちの丹精と勤勉さが際立っています。この車両には、クライアントの人生や業績を反映した個人的な要素がいくつか含まれています。
ユニークな特徴として、葉巻用パイプと葉巻ケースが挙げられます。これは、完全にカスタマイズされた要素で、2つの座席の間にあるキャビンに直接組み込まれています。この特注のアルミニウムとガラスのケースは、高級感とテクノロジーをエレガントに融合したものです。これは、車のDNAに組み込まれ、オーナーのライフスタイルを反映し、この車の真に個人的な性質を体現しています。
細部へのこだわりを示すように、葉巻を3本まで収納できるこのスペースでは、5つの運転モード(Calma、Pura、Energica、Furiosa、Carattere)に対応する色(緑、イコニカ・ブルー、オレンジ、赤、黄色)のバックライトと照明が点灯します。
車名である「バッティスタ・タルガメリカ」も、顧客とデザイン・チームの共同作業によるもので、ルーフレスのボディ・スタイルと、車が生産される国を表しています。
アウトモビリ・ピニンファリーナの設計主任、Dave Amantea氏は次のように述べています。「バッティスタ・タルガメリカはデザインの最前線に立っています。パフォーマンスと贅沢さの最先端に立つ卓越した車です。私たちに課せられていた挑戦は、この車のオーナーの人間性を独自の形で表すものを創るというものでした。これは、私たちが普段クライアントに提供しているサービスです。そして、チームは期待以上の成果を上げてくれました。その結果、当社初のコーチビルド・ワンオフ・カー、アウトモビリ・ピニンファリーナのバッジをつけたタルガが誕生したのです。バッティスタ・タルガメリカは、唯一無二の車として永遠に屹立します。これと同じものは二度と作られないでしょう。」
車両の希少性を保ちつつ、アウトモビリ・ピニンファリーナならではの要素を守るため、外装は鋭いピュア・シルバーのArgento Liquido Glossで仕上げ、ボディのサイドにはイコニカ・ブルー・グロスのアクセント、後輪の前にはエアロ・ウィングを配置しています。
リア・アンダーウィングは、アウトモビリ・ピニンファリーナの職人によって手作業で仕上げられており、細部へのこだわりを示すように、イコニカ・ブルーのピンストライプが、ウィングの端から端まで丁寧に描かれています。
外観は、コントラストの効いたブラックのアルマイト加工を施したセンター・キャップをはめ込み、セラミック・ポリッシュを施したワンオフの5本スポーク合金リムを備えています。これに、アノダイズ加工のつや消しジュエリー・パックと、特注のワンオフ・ドア・プレートが加わります。
バッティスタ・タルガメリカの内装は、しなやかなタン・レザー張りに、対照的なブラック・レザーのステアリング・ホイールとダッシュボードを備えています。ヘッドレストは特注品で、アウトモビリ・ピニンファリーナの「F」ロゴがエンボス加工されており、そのオーナー独自の装飾とデザインのディテールが施されています。
特注のラゲッジ・セットも指定されており、室内装飾と同じタン・レザー仕上げに、バッティスタ・タルガメリカのシルエットがエンボス加工されています。このように細部にまで配慮することで、このコーチビルドのワンオフ・カーはオーナーの忙しいライフスタイルを反映し、補完すると同時に、アウトモビリ・ピニンファリーナのすべての車に共通のパーソナライゼーションを実証しています。
バッティスタ・タルガメリカは、アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタとともにイタリア最速の公道仕様車という栄冠を分け合いました。この傑作電気自動車は、4基の独立した電気モーターと120 kWhのリチウム・イオン・バッテリーを組み合わせて1,900馬力のパワーと2,340 Nmのトルクを実現し、比類のないオープントップのドライビング体験を提供します。その結果、バッティスタ・タルガメリカは0~100km/h加速を2秒未満で行うことができ、最高速度は300km/hを超えます。
アウトモビリ・ピニンファリーナの技術主任、Andrea Crespi氏は次のように述べています。「バッティスタ・タルガメリカは、当社のデザインおよびエンジニアリング・チームとクライアントとの比類のない協力体制の成果です。この車は、優れたオンロード性能と安定性、ユニークなデザインを兼ね備えています。今回の依頼では、ハードボディ・ルーフの張力サポートなしでバッティスタ・レベルのパフォーマンスを実現するという課題に直面することになりました。チームは、クライアントのニーズを満たす独創的でユニークなソリューションを提供しなければなりませんでした。」
バッティスタ・タルガメリカの制作には、イタリアのカンビアーノに本拠を置くアウトモビリ・ピニンファリーナ・チームの数十年にわたる経験が活かされました。これは、20か国以上にまたがり、100名を超えるアウトモビリ・ピニンファリーナ・チームの全スキルを活用した、広範囲にわたるワンオフの特注デザインと材料に関する知識、および製造とエンジニアリングに関する広範な専門技能の融合です。これは、アウトモビリ・ピニンファリーナのユニークなコーチビルド車への取り組みだけでなく、高級車という芸術形式にとっても画期的な出来事です。
アウトモビリ・ピニンファリーナは、個々の顧客の好みに合わせてカスタマイズされたオーダーメイドの車両で、純粋なイタリアのラグジュアリーを体験できる最高のプロバイダーとして際立っています。各車両は手作りの1台限りの傑作であり、アウトモビリ・ピニンファリーナの職人たちからインスピレーションを受けたクライアントの個性を反映しています。
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編集者のメモ
Automobili Pininfarina(アウトモビリ・ピニンファリーナ)について
アウトモビリ・ピニンファリーナは、イタリアのカンビアーノに本社、ドイツのミュンヘンに営業所を構え、高級車ブランド出身の経験豊富な経営幹部チームを擁しています。アウトモビリ・ピニンファリーナの自動車は、世界最先端の流行発信者を念頭に置いてデザインされたものです。設計、エンジニアリング、生産をイタリアで行い、工程はすべて手作業です。そのようにして完成した車はどれも、同社のPURAデザイン哲学を具現化しています。PURA哲学は、クラシックのインスピレーションを、調和を保ちながら最先端の技術に融合させ、将来のどの市販車にも適用されます。
Automobili Pininfarina Battista(アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ)について(プレス・キットへのリンク)
バッティスタは、イタリアでこれまで設計、製造された中で最もパワフルな車です。内燃エンジン技術を採用した現代の公道用スポーツカーでは達成不可能なレベルのパフォーマンスを発揮します。0~100 km/hの加速が2秒未満というスプリント力は、現在のF1レーシング・カーを凌駕し、最大馬力1,900 hp、最大トルク2,340 Nmというパワーを備えています。バッティスタは、極限のエンジニアリングとテクノロジーをCO2排出ゼロのパッケージに融合させた車です。バッティスタの120 kWhバッテリーは、4基の電気モーター(各車輪に1基ずつ)に給電し、1回の充電におけるWLTP走行距離は、最大で476 km(米国のCombined EPA:300マイル)になります。生産台数は150台限定、イタリアのカンビアーノにあるアトリエで1台1台、手作業によって作られます。
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