「名前の横に3位って書いてあって」中井亜美がフィギュア界最年少の銅メダル、ショート&フリーで大技3A決める【ミラノオリンピック】

■ミラノ・コルティナオリンピック™ フィギュアスケート・女子シングル(日本時間20日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
【競技日程・日本代表一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕、前回大会メダル数の「18」を超え過去最多更新中!
女子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)首位の中井亜美(17、TOKIOインカラミ)がフリーでもトリプルアクセルを決めるなど、会心の演技で銅メダルに輝いた。
新潟県出身、17歳(10か月)の中井は、女子では浅田真央(バンクーバー銀)の19歳5か月、男子を含めても鍵山優真(北京銀)の18歳9か月の記録を塗り替え、日本フィギュア界で史上最年少の五輪メダリストとなった。
表彰式を終えた中井は「正直本当にびっくりしてますし、こうやって銅メダルっていう形で終われたことが本当に嬉しい」と喜びを口にし、「どこに順位が出るかわからなくて、自分自身今何位なんだろうと見てたら、名前の横に3位って書いてあって。それでびっくりして、本当に現実なのか疑うくらいびっくりしました」とメダル確定の瞬間を振り返った。
「この初めてのオリンピックはすごく楽しめましたし、夢の舞台でこうやって演技するだけでもすごいことなのに、こうやってメダルも取れて。本当にもう夢が叶った気分です」と初の五輪は大満足の結果に。
ショートでは自己ベストの78.71点をマークし、鮮烈な五輪デビューを飾った中井。大舞台のフリーで最終滑走者として登場し、冒頭で大技のトリプルアクセル(3A)をしっかり決めると、会場は大歓声。五輪で3Aをショートとフリーで成功させたのは、浅田真央(バンクーバー)、樋口新葉(北京)に続く3人目の快挙。
3回転ルッツのあとの3回転トウループは抜けてしまい2回転になったが、伸びのあるスケーティングを披露。後半も3回転ルッツからの3連続ジャンプで得点を重ね、3回転フリップ、最後の3回転ループも落ち着いて着氷。最後は軸の安定したスピンで会場は割れんばかりの拍手が沸き起こった。
日本勢は最後の五輪に挑んだ坂本花織(25・シスメックス)が銀メダル。SP4位の千葉百音(20、木下グループ)は合計で自己ベストをマークして、4位入賞を果たした。