自民党の加藤勝信元官房長官は、来月行われる総裁選への出馬をめざす考えを表明し、必要な推薦人の確保にむけ具体的な行動をおこす考えを示しました。
加藤勝信元官房長官
「総裁選挙に向けて具体的に動いていきたいと思っているというのが今の私の思いであります」
加藤元官房長官は16日に記者団にこのように述べ、総裁選への出馬に向け「具体的に動いていきたい」と表明しました。
加藤氏は総裁選で訴える政策について、「賃上げを通じた所得の向上と、人手不足の中でも医療・介護のサービスを維持する基盤づくり」を挙げ、立候補に必要な20人の推薦人の確保にむけては、「これからお願いする作業に入っていく」としています。
関係者によると、加藤氏は森山総務会長らにすでに出馬の意欲を伝えているとみられますが、今後は自身が官房長官として仕えた菅前総理にも「思いを伝えたい」との考えを示しました。