ワニの寿命を知っていますか?100年以上生きるって本当?インドでは推定130歳の野生のワニの葬儀も行われていた

2024-08-30 19:00

世界最強の顎の力を持つと言われ、一度噛んだ獲物は離さず、自分の体を回転させて肉を食いちぎる様は、「狂暴」そのものです。
少し前にSNSで話題になった漫画の主人公にもなっていたワニですが、実は長寿であると言われています。

ワニとは

ワニは爬虫類の中でも最も大きく、肉食性であり、陸でも水中でも生活しています。
熱帯から亜熱帯にかけ23種が分布していて、淡水域と一部の海域に生息していますが、水場から遠くへは離れません。

食べ物は魚類や哺乳類、甲殻類など捕食対象は豊富です。
実は石も食べるってご存知ですか?胃の中で肉の消化を補助する為と、水中で体重を調整するために食べるんだそうです。
食べた石は消化器官である砂嚢(さのう)に蓄えられるそうです。

基本は動かないでエネルギーの消耗を抑えていて、一度満腹になると数カ月の食事の必要がない、こういった理由ワニが生存してきたともいわれています。

体も大きく、大型だと1トンを超える個体もあり、陸では鈍足だと思いがちですが、短距離であれば人よりも速く走れたり、身体能力も低くはありません。

3科が存在

顎の強さに加え、身体能力にも恵まれているワニですが、全て正鰐亜目に属し、現生ではアリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科の3科に分けられる場合が多いです。
中でもガビアル科は、インドガビアルの一種のみで構成しています。

単に「ガビアル」とも呼ばれるインドガビアルは口元が細長く、細く鋭い歯を持ち、ワニの中で最も歯の本数が多いです。

しかしガビアルは、クロコダイルと近縁であるため、クロコダイル科に含まれる説もあります。

因みに、クロコダイルとアリゲーターはよく聞く名前ですが、見分け方をご存知でしょうか?

いくつか見分ける方法はあるのですが、口の特徴が違います。

口が細長く尖っているのがクロコダイル
出典:Wikipedia(@Tomás Castelazo)
口が丸みを帯びているのがアリゲーターです
出典:Wikipedia(@J. Patrick Fischer)
他に、歩くとわかりやすく、クロコダイルは体を持ち上げて歩きますが、アリゲーターはお腹を擦りながら歩きます。

気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ
ワニは英語で「アリゲーター」「クロコダイル」だけど2種類の違いは?

気になるワニの寿命は?

ではなぜ長寿だと言われているのでしょうか?
実は平均寿命30年から50年程のアリゲーターのミシシッピワニは、飼育下でも野生でも70年生きた例が確認されています。
中でもクロコダイルのイリエワニは、平均寿命70年とミシシッピワニよりも長寿な上、100年を超えるとも言われています。

しかしその寿命についてははっきり分かってはおらず、謎が多いそうです。

なぜ謎が多い?

ワニは基本的に寿命が長く、人間よりも長生きな場合も多いため、正確な年齢を把握するのが困難でなかなかはっきりとした年齢が分かる例が少ないというのが実情のようです。
近年では研究も進み、大体の平均寿命等はわかるようになってきましたが、まだまだ振れ幅が大きく、わからない部分も多いようです。

推定130歳のワニの葬式

2019年、インドで130歳と見られるイリエワニの葬式が営まれました。
村では「ガンガラム」と呼ばれ長い間親しまれてきたイリエワニは、他のワニとは違い村人を傷つけず、誰にも攻撃をしなかったと言います。
寿命で最期を迎えたガンガラムの葬式には、約500人が集まる規模の大きい葬式だったそうです。


地元では有名なワニで、推定130歳だと言われているそうです。ただ、130年も以上生きている人はいないため、伝え聞いた伝承から推定130歳くらいであろうという事のようです。

ワニは生きている間成長し続ける?

ワニは生涯成長し続けると言われていますが、本当なのでしょうか?
実は近年の研究でその説は否定されています。

体が大きいワニが高齢であるのは間違いないのですが、ワニの長期調査では老衰の前に成長が止まっている例がほとんどなので、長生きしているほど大きいわけではないのです。
しかし個体差はあるため、成熟後も成長を続けているワニもいます。

まとめ

寿命は長いものの、まだまだ謎が多く、これからの研究で新しい事実が明らかになりそうなワニでした。
一つでも多くの謎が解明されてほしいですね!

  1. 魚沼産コシヒカリも「緊急値下げ」コメ価格 7週連続で値下がり、新潟のコメ問屋の現状は?【Nスタ解説】
  2. 歓迎会は嬉しい?お金・時間の無駄? 令和の新入社員が抱く「コミュニケーションの場」への本音【Nスタ解説】
  3. イラン大統領 米との協議に代表団派遣を確約 仲介国パキスタン首相府が発表
  4. 「旧姓使用の法制化」政府が検討、パスポートの併記や銀行の手続き…私たちの生活はどう変わるのか【Nスタ解説】
  5. 米・イラン停戦合意も…不透明なホルムズ海峡航行、代替ルートで「原油調達コスト」が上がる2つの懸念点【Nスタ解説】
  6. 犬に嫌われる飼い主の『絶対NG行為』6選 愛犬に避けられてしまう原因や好かれるコツまで
  7. 【 がん闘病 】古村比呂さん 難病ALS公表のニャンちゅう・津久井教生さんとの 2ショット公開 「30年経った今も 私はニャンちゅうお姉さんで行かせて頂きます」
  8. ここはあるネコのための王国!?ラグジュアリーな部屋の窓辺でネコがひなたぼっこ【アメリカ・動画】
  9. 猫の『嘔吐・粗相』を片付けるときのコツ4つ 汚れや跡をきれいに取り除くコツもご紹介
  10. 犬の『歩き方』からわかる心理3選 散歩中に注目すべき動作や気持ちを理解する方法まで
  1. JFEスチール工場での作業員3人死亡事故 落下の5人は500トンの「おもり」の上で作業か…重機ごと落下し鉄板突き破る 業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査
  2. 【 小西真奈美 】世界自然遺産『屋久島』でのオフショット公開「決して観光では行けないような場所での素敵な撮影」
  3. “同じ名字で結婚すれば名字で悩まない” 同じ名字限定の婚活パーティー開催 政府は「旧姓使用の法制化」を検討 生活はどう変わる?
  4. 【速報】トランプ大統領 ホルムズ海峡の通航支援に米軍の展開を示唆か 通航の再開で「巨額の利益」「イランは復興プロセス開始できる」と指摘
  5. 【犯行の瞬間】目出し帽の3人組がショーケース破壊…バッグや貴金属など盗んで逃走 被害総額7000~8000万円 東京・渋谷区
  6. 【 冨永愛さん息子・冨永章胤 】 ランウエイ姿に ファン反響 「すっごいカッコいい」「アッキー最高」
  7. アメリカ・イラン「即時停戦で合意」 制裁解除や中東地域からの撤退要求の中、トランプ大統領はホルムズ海峡の通航支援にアメリカ軍展開を示唆か
  8. アメリカ・イランが即時停戦で合意 トランプ氏「2週間で最終合意」投稿も…専門家は交渉まとまる可能性「ゼロ」「イランのメンツ回復せず」
  9. 【速報】松本美佐雄死刑囚(61)死亡 群馬県で男性3人を殺害するなどして妙義山に遺棄した事件で死刑確定 法務省
  10. 激しく上がる黒煙…11階建てマンションで火災 90歳女性がやけどで搬送 逃げ遅れなし 名古屋市・瑞穂区
  11. 【 おのののか 】 特大の牡蠣を堪能 「大抵のものは一口で食べられるタイプだけど この巨大岩牡蠣は無理だった」
  12. 「血を流して倒れている人がいる」集合住宅の一室で女性2人が血を流し死亡 家族とみられる 大阪・和泉市