犬種によって抜け毛の量には大きな差があります。では、なぜ抜け毛が多い犬種は毛がたくさん抜けるのでしょうか。今回は『抜け毛が多い犬種』とその理由、さらに毛がたくさん抜けるときの対処法を紹介します。
理由も紹介!『抜け毛が多い犬種』5選
犬の多くは日常的に抜け毛が落ちたり、換毛期になるとごっそりと毛が抜けます。今回は、犬の中でも特に抜け毛の量が多い犬種をご紹介します。
1.柴犬をはじめとした日本犬
柴犬をはじめとした秋田犬や甲斐犬などの日本犬は、基本的に被毛が二層構造と言われるダブルコート犬種です。シングルコート犬種に比べると二層になっている分、毛量が多く換毛期には生え変わるため、大量の抜け毛が出ます。
柴犬の場合、ブラッシングをするたびに大量の抜け毛が落ちるため、「その抜け毛だけでもう1匹柴犬が生み出せそう」と言われるほどの毛が抜けます。
2.ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーもダブルコート犬種なので、換毛期になると大量の毛が抜け落ちます。また、大型犬なのでその分、被毛の量も多く、毎日のブラッシングは欠かせません。
換毛期でなくても長くサラサラとした被毛が日常的に抜け落ちやすいため、部屋の至る場所にゴールデンレトリバーの抜け毛が落ちていることも。
3.シベリアンハスキー
オオカミのような強面犬種として知られるシベリアンハスキーは、ダブルコート犬種の中でも抜け毛の量が非常に多いと言われています。
寒い地域原産の犬種なので、厳しい寒さから身を守るために被毛に厚みがあるからです。そのため、他の犬種よりも抜ける毛の量が多く、ごっそりと毛玉になって抜け落ちていることもあります。
4.コーギー
日本国内でも人気の高いコーギー。実は毛量が多く、換毛期になると部屋中にふわふわと毛が舞っているという声が聞こえるほど、抜け毛の量が多い犬種です。
コーギーを飼っているご家庭では、元気で活発なコーギーが部屋の中を走り回るたびにふわふわとした毛が舞い落ちるため、掃除をしても毛を取りきれないという悩みが生まれることも。
5.ポメラニアン
ふわふわとボリューミーな毛を持つポメラニアンは、ダブルコート犬種である上に、小型犬ながら毛量が多く、換毛期には多くの毛が抜け落ちます。
また、ポメラニアンの毛は柔らかく長いため、きちんと適したブラシでブラッシングしなければ絡み合ってしまいます。ダマになってしまうと不衛生になってしまうので、毎日丁寧にブラッシングを行いましょう。
愛犬の毛がたくさん抜けるときの対処法
犬の毛がたくさん抜け落ちる時は、床掃除はもちろん、カーテンやソファなどの上はガムテープや粘着テープなどを使って毛を取り除きましょう。
床掃除をする際、抜ける毛量が多いと掃除機が壊れてしまう恐れがあります。毛量が多く、掃除機が詰まることに不安を感じるようならば、こちらも粘着ローラーや室内用ほうきなどを使って掃除しましょう。
また、日頃からブラッシングをして抜け毛を取り除いておくと、部屋に落ちる抜け毛の量を減らすことができます。定期的なシャンプーも効果的ですが、やりすぎると皮膚にダメージを与えてしまうので気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか。抜け毛の量が多い犬種は、ご家庭で飼っていると部屋中に抜け毛が落ちている光景が日常的になります。少しでも抜け毛の処理を楽にするために、日頃からブラッシングや掃除を習慣化しておきましょう。
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