愛犬のトリミングを断られることがある?そうなる前に考えてほしい取り組みとは

2024-09-06 06:00

犬を迎えると必ずトリミングが必要になります。行きつけのサロンを見つけるのもひと苦労ですが、そうした苦労を乗り越え、やっと行きつけを見つけたと思っても安心してはいけません。ある日突然「わんちゃんをお引き受けすることができません」とお断りされてしまう場合があるからです。これはサロン側が悪いわけでも飼い主さんや犬が悪いわけでもなく、犬にとっての「我慢の限界」が表面化してしまっただけなことが多いです。そのような状況を少しでも回避できるようにするためにも、ぜひ愛犬のトリミングができなくなる前に考えてほしい取り組みについて知ってほしいと思います。

愛犬のトリミングを断られてしまう理由

ペットトリマー犬のトリミング

ずっと通ってたトリミングサロンに突然「次回からトリミングをお受けできません」と断られてしまったという話をよく耳にします。

理由としては、『老犬になったことで万が一の責任が取れないから』。そしてもうひとつは『犬に攻撃性が見られ、人も犬もお互いに危険だと判断したから』。

どちらのケースも、今通っているサロンに断られてしまった以上、新たに他のトリミングサロンを探すしかありません。しかし、『攻撃性が見られる』という理由で断られた犬の場合、多くのトリミングサロンでは新規受け入れもそう簡単ではないでしょう。

では、どうしてそのような攻撃性というものが出てしまうのでしょうか。

それは、犬がトリマーを下に見ているとか舐めているということでは決してありません。単純に、犬にとって耐え難いほどの大きなストレスがそこにあり、嫌だと伝えてもそれを受け入れてもらえなかったことによる自己防衛反応です。

犬の示す言葉というのはサイレントコミュニケーションであり、顔を含めた全身を使ってさまざまなサインを出して気持ちを伝えています。

そうした小さなサインを出しても伝わらずに不快となる刺激が自分を害してくると判断した場合、犬は最終手段として噛み付くという行動に出るのです。

ですが、それは決して異常なことでも間違った行動でもありません。人間も嫌なことをされていてそれをやめてほしいと伝えてもやめてくれない場合、より一層強い行動で不快を相手に伝えますよね。

大きな声を出して場合によっては手を出してしまうこともあるでしょう。それが犬にとっては、唸ったり噛み付くという犬にとっての大きなサインの示し方なのです。

犬の気持ちに寄り添った協力的なトリミング

ドライヤーをされる犬

しかし、そのようなサインを読み取るスキルがあったり、それを理解したうえで犬に無理をさせないトリミングができるトリマーやサロンはまだまだ多くなく、一頭一頭に寄り添ったトリミングを実施する余裕がないのが現状と言えます。

ですが、数的に「多くはない」というだけで、そのような取り組みをしているトリマーがいないわけではありませんし、トリミングの方法としてお願いすることで協力をしてくれないとも限らないのです。

飼い主さん・トリマー・ドッグトレーナーの連携プレイの大切さ

サロンでトリミングされる愛犬を見守る飼い主

今回の問題で一番大事なのは、トリマーにすべての責任を丸投げにしないこと。

たまに「トリマーはプロなのだから、どんなに噛む犬でも暴れる犬でもトリミングできるでしょ?それが仕事でしょ?」というスタンスの飼い主さんがいます。

たまに…といいますが、実はとても身近に溢れていて、決してレアなケースではないようです。しかも飼い主さんにこのような考えでいられるというのは、正直なところとても危険です。

なぜならトリマーという仕事は、噛まれるためでも暴れる犬を押さえつけて洗うための仕事ではなく、あくまでも日常のケアのお手伝いをする仕事。それには飼い主さん、そして犬自身の協力も必要なのです。

そのためにも、トリマーにすべてを丸投げしてその責任すべてを負わせるのではなく、日頃から犬がお手入れに苦痛なく取り組めるように飼い主さんが意識して行動しなければなりません。

もし飼い主さんご自身での対応が難しい場合には、動物福祉に則った犬に優しいドッグトレーニングをしてくれるドッグトレーナーに相談し、飼い主・トリマー・ドッグトレーナーが連携してケアをすすめていくのがおすすめです。

まとめ

頭にコーミングされてるヨーキー

トリミングは、犬にとってどうしても我慢をさせてしまい、その結果ネガティブなストレスを蓄積させやすいお手入れ環境です。

そして犬はとても我慢強く寛大な生き物なので、人間側はそれに甘えてしまい、犬が我慢していることに気づかず負担をかけてしまっています。

その結果、犬がトリミングという不快な環境から脱出するための最終手段として、「噛む」等の絶対に人間に伝わる意思表示をしなくてはならず、そのことにより、より一層拘束され、苦痛は減ることがありません。

当然それは人間にとっても犬にとっても危険な状況ですので、お互いの安全という意味でも、サロン側としてはお断りせざるを得なくなります。

だからこそ、そうした悲しい状況になってしまう前に、「トリミングは辛いものじゃない」「一緒に協力するよ」と犬自身が思えるような、犬の気持ちに寄り添ったトリミングが出来るように早い段階から取り組むことをぜひ考えてみてください。

関連記事

犬を飼う前に考えてほしい「飼い主に必要な12の条件」
犬が『美脚』を見せつけてきた…想像以上の『見返り美人っぷり』に11万いいねの反響「ポケモンにいそうw」「菜々緒ポーズで草」と大絶賛
犬が布団に入りたがる5つの理由
犬が顔をなめる本当の理由とは?愛情表現だけじゃない?!
怒りがピークに達してしまった犬…まさかの『ヤンキー化』で大激怒する光景が93万再生「怒り方が機嫌悪い上司で草」「尋常じゃない荒ぶり方w」

  1. 日本語指導が必要な児童生徒 過去最多の約8万5000人 9年で約4万人増か 11.4%には“特別な日本語支援”行き届かず
  2. 男子高校生ら3人逮捕 「トクリュウ」か 奈良市の強盗傷害事件で 70代女性にケガさせ300円相当のポーチ1個を奪ったか
  3. トランプ大統領が指示 イラン交渉「最終段階」も…→「急いで合意するな」 “最終合意まで数日かかる”との米報道も
  4. 手を出すと『自動的に撫でられに来るシステム』を搭載した犬→ピトッと頬を摺り寄せて…可愛すぎる行動が14万表示「最高」「声出して笑った」
  5. 闇バイト強盗などの「標的情報」が出回っている可能性…複数の「トクリュウ」グループが情報もとに強盗・窃盗か 同じ場所が狙われるケース相次ぐ
  6. 「人を殺した」指名手配中の元隣人の男が事件発覚前に警察官に話したか 兵庫・たつの市母娘殺害 殺人の疑いで全国手配の大山賢二容疑者(42)
  7. 夜間・休日の子どもの急な病気 病院に連れていくべき? 迷ったら「#8000」 アンパンマンが厚生労働大臣を表敬訪問 広報活動起用から10周年
  8. アドウェイズ、マンガ広告の作品選定を最適化するAIソリューション「MALOOKレコメンド」を提供開始
  9. ゲームをする男性に『構ってほしい』と邪魔をする犬→絶対に集中できない『微笑ましい攻防戦』に反響「好き好き攻撃スゴいw」「嬉しさ隠せてない」
  10. フェアモント シンガポール、Pinkfongのベイビーシャークと夢のコラボレーションファミリーステイを実施
  1. 「殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」内田梨瑚被告 監禁罪については認めるも殺人などの罪を否認【旭川女子高校生殺害事件】
  2. 東京・銀座で“異臭” 体調不良26人・19人搬送 「GINZA SIX」内で男がスプレーまいたか “外国籍とみられる人物同士がけんか”との情報も 傷害事件として捜査
  3. 【佐藤ありさ】 2児の母で37歳モデル サッカー元日本代表・長谷部誠さんの妻 子どもと手をつなぎ近況を報告
  4. 「オルツ」粉飾決算事件 金融商品取引法違反の罪に問われた元幹部2人 懲役3年・執行猶予5年の有罪判決 法人としての「オルツ」に罰金3億円 東京地裁
  5. 「旅行に誘われた」突然失踪した中国人男性… 「詐欺グループに捕らわれている」と訴える母親がとった行動とは… 日本人も狙われる人身取引【news23】
  6. 【 JOY 】「酷過ぎません?」“宅配ピザ” 箱を開けて驚愕  写真添えて「逆に興奮してきたからこれからも頼み続けるわ」
  7. 岸明日香、シャツから胸元見せの美ボディショット公開!「めっちゃ大人の色気」
  8. 小さい男の子が『プールで浮き輪に乗った』結果→大型犬が『溺れている』と勘違いして…まさかの光景が22万再生「頼れる兄貴」「ウルウルした」
  9. AI時代の子どもを守る法教育を考える
  10. 後藤真希、シースルー衣装姿の美スタイルショット公開!「爽やかでエレガント」
  11. 長友佑都「彼に最高の代表を残したい」落選の三笘へ思い語る 森保J、“最高の景色”へ始動【W杯日本代表合宿】
  12. 【 テリー伊藤 】 「ロールスロイスやボンドカーも顔負け」 クルマ型ウォータークラフトに大興奮 「最高に派手で人気者になること間違いなし!!」