「きょう人を殺したくなった」20代女性が包丁で切りつけられる犯行の一部始終　中国籍男が傷害の疑いで現行犯逮捕　東京・渋谷区

「きょう、人を殺したくなった」。きのう、東京・渋谷区で19歳の男が女性を包丁で切りつけ重傷を負わせたとして、逮捕された事件。JNNは犯行の一部始終を捉えた防犯カメラ映像を入手しました。

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きのう午後11時半ごろ、渋谷区代々木の閑静な住宅街。突然、黒い服の男が何かを振り回しながら女性を追いかけています。さらに女性の後頭部あたりを刃物のようなもので何度も切りつける様子も…。

女性はその後、男の隙をみてその場を離れ、助けを求めに行きました。

記者
「女性はこちらのコンビニに駆け込んだということで、今も血痕が残っています」

警視庁によりますと、女性は20代で、面識のない男から刃渡りおよそ18センチの包丁で複数回切りつけられ、頭などに全治1か月の重傷を負ったということです。

映像でも、通行人が地面に落ちた包丁のようなものを拾い上げている様子が確認できます。その後、暴れる様子は写っておらず、男は現場でたばこのようなものを吸っているようにみえます。

そして、事件から5分ほど経つと、警察官が到着。中国籍で19歳の男が傷害の疑いで現行犯逮捕されました。取り調べに対し。

中国籍の男
「1年前から人を殺したいと思うようになった。きょう、人を殺したくなって、誰でもよかった」

包丁については「家から持ってきた」とも供述しているということで、警視庁は今後、容疑を殺人未遂に切り替え、捜査する方針です。