沖縄・玉城知事 米・国務省幹部らと面会　米軍兵士の性犯罪に「直接抗議」 “情報共有体制への懸念”伝える

沖縄県の玉城知事が訪問先のアメリカで国務省幹部らと面会し、アメリカ軍兵士による性犯罪に直接抗議するとともに、情報が県に報告されなかった問題について懸念を伝えました。

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沖縄県　玉城デニー知事
「まさに今回の女性に対する暴力事件の通報体制が、全く日米合意が守られずに毀損されていたことについての懸念を表し」

玉城知事は11日、アメリカの国務省と国防総省の日本部長と面会し、沖縄県でのアメリカ兵による性犯罪に直接抗議しました。

また、「日米の信頼関係の構築が重要である」とし、犯罪情報が共有されてこなかったことへの懸念を伝えたことを明らかにしました。

一方、アメリカ側は「深刻に受け止めている」とした上で、信頼関係の構築の重要性についても「県と同じ考えだ」と回答したということです。