ジェッダ(サウジアラビア)、2024年9月20日 /PRNewswire/ --Yutong Bus(宇通客車、SHA:600066)の主力バッテリ電気バス、E11 Proが1週間前、耐久テストを実施しました。世界をリードする同社のeモビリティ・ソリューションは、猛暑と強風というきわめて過酷なストレスにさらされながら、比類のない安全性と性能を実証しました。
灼熱環境下における電気自動車のバッテリの安全性や、航続距離とエネルギー効率に対する一般の懸念に応え、宇通バスE11 Proは、2つの高温性能テストを開始しました。車内温度が53.6℃だったところ、バスの先進的な空調システムにより、わずか27分で23.6℃という快適な温度にまで下がりました。113キロメートルの往復走行中、バスの消費電力はわずか0.74 kWh/kmで、猛暑の中でも車両の航続距離の長さが実証されました。
最先端のテクノロジーで過酷な環境にも対応
E11 PROは、エネルギー効率に優れた全電気式温度調節システムを備えています。最先端の空調ユニットは、38,000 Kcal/hの冷却能力を発揮し、外気温の上昇に応じて冷気の出力を高めます。特別に設計されたエア・カーテン・ソリューションは、中央のドアが開いたときに空気を車内に閉じ込めて熱気の侵入と冷気の流出を防ぎ、エネルギー消費を抑えます。
車体は、ダーク・グレーの完全密閉中空ガラス・パネルで組み立てられ、優れた熱管理と防音を実現します。宇通の高安全バッテリは、独自のYESSバッテリ保護ソリューションを実装しており、多層の耐火性と断熱性を備えた設計により、最高1300°Cの温度に2時間耐えられます。また、このバスに搭載された先進的な液体冷却プレート・システムでは、自然冷却に比べて冷却速度が2倍になります。結露防止と泥よけも備えているため、高温にも、埃っぽい道路状況にも対応できます。
先駆的なEモビリティ・ソリューションでサウジアラビアのグリーン目標達成を支援
宇通のバスは、今年初めのカザフスタンとノルウェーの極寒の気温にも、サウジアラビアの灼熱にも耐え、ほぼ100℃の温度範囲で信頼性を実証しました。宇通は、多様な地域の需要に対応する柔軟な新エネルギー・ソリューションに注力しています。これは、サウジアラビアの「Vision 2030」に記載されている同国の持続可能性目標にも沿った戦略です。近年、宇通客車は、4,000台を超えるバスをサウジアラビアで運行しています。その成功の大きな要因は、幅広い製品群からなる車両の優れた性能と高い信頼性にあります。
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