ボランティア団体に保護された、年老いたトイプードルの犬生に涙する人が続出しています。飼い主さんと離れ離れになったワンコの行く末とは…。
今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿された1本の動画です。動画は5万回以上も再生され、「本当によかった…」「保護してくれてありがとう」「幸せになってほしいな」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
ペットホテルに長期滞在していた犬を保護
話題の動画を投稿したのは、殺処分ゼロを目指して保護活動に尽力している非営利団体『アニマルレスキューMiki Japan』さん。今回保護されたのは、ペットホテルに1ヶ月もの間滞在していたトイプードル『ラブ』ちゃんでした。実はラブちゃんの飼い主さんは高齢で、緊急入院してしまったのだそう。今後も車椅子生活で飼育できないとのことで、当団体に引き取られたのでした。
一方、ラブちゃん自身も10歳のシニア犬。突然飼い主さんが姿を消し、どれほど不安だったか分かりません。保護直後は環境の変化に戸惑っていたものの、元々の社交的な性格からすぐにスタッフさんに甘えるようになったといいます。
ボディメンテナンスで健やかに
ラブちゃんは年齢の他にも、いくつかの問題を抱えていました。しばらくケアされていなかったようで、毛は絡まってボサボサに。また歯石もひどく、軽度の心雑音があることも判明したのです。
スタッフさんが丁寧にトリミングしたり、歯石除去やメディカルチェックを受けさせたり、きめ細かなサポートによってラブちゃんはすっかり健やかな姿に。また心雑音に関しては現状投薬は不要との診断が下りました。
長らく散歩に行っていない様子ではあったものの、甘え上手で対犬もまったく問題ないと判断されました。
譲渡会で手に入れた第二の犬生
そんなラブちゃんの新しい犬生の扉が開いたのは譲渡会のとき。預かりボランティア経験がある方から、ラブちゃんを家族にしたいとの申し出があったのです。年齢や心雑音のリスクについても理解され、ラブちゃんに新しい洋服までプレゼントしてくれたのでした。
こうして新しい犬生を手に入れたラブちゃんは、後日団体のイベントにも遊びに来てくれたそう。その隣には、同居犬と思われるワンコの姿も…。ラブちゃんの晴れやかな表情からは、幸せな毎日を送っていることが伝わってくるのでした。
『アニマルレスキューMiki Japan』では年間500頭以上を保護しており、週に1回は譲渡会を行っているそう。ラブちゃんが素敵な里親さんに巡り合えたのは、ボランティアスタッフさんの尽力があってこそですね!
感動的な結末を迎えたラブちゃんには、「素敵な里親にめぐり会えてよかった」「おじいさんもきっと安心されることでしょうね」「これからの犬生が幸せでいられますように」など、多くのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」では保護活動の様子をたくさん紹介しているので、是非チェックしてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
関連記事
・犬が鼻先をつけてくるときの心理
・犬が飼い主に『文句』を言っている時にする態度や仕草5選
・『思ってたのと違う…』犬の散歩中に他人のフリをしたら…ドッキリの検証結果が衝撃的すぎると1000万再生「天然すぎて草」「お腹痛いw」
・犬に依存してしまう人が持つ5つの特徴
・犬は一緒に寝る人を選ぶの?その心理について解説