北京、2024年9月24日 /PRNewswire/ -- 2024年China International Fair for Trade in Services(中国国際サービス貿易交易会、英文略称CIFTIS)が月曜日、北京で閉幕しました。今回の催しは、さまざまな分野で実りある成果を成し遂げ、世界経済の成長にさらなる活力を注入しました。
Photo shows the exhibition area of the 2024 China International Fair for Trade in Services. (Xinhua/ Wei Yukun)
5日間にわたって開催された今年のサービス貿易交易会は、閉幕日の月曜の正午までに1,000件近くの成果を上げ、約24万2,000人の来場者を集めました。
フォーチュン・グローバル500企業や業界リーダーを含む約111の企業・機関が、デジタル化、人工知能(AI)、ヘルスケアなどの分野で合計219件の成果を発表しました。この数は、前回より80件増加しています。
2023年、世界のデジタル・サービス貿易の額は4.25兆米ドルに達しました。これは前年比9%の増加であり、サービス貿易の発展において大きなハイライトとなる結果です。
2024年のCIFTISは、AIとイノベーション主導の開発をキーワードとして、サービス貿易の発展における新たな動向に焦点を当てました。
百度のWu Tian(呉甘)副総裁は、「将来的には、より多くのサービス産業とアプリケーションのシナリオがAIテクノロジーに頼ることで革新的な発展を達成するだろう」と指摘しました。
中国商務部(MOC)国際貿易経済合作研究院の准研究員、パン・チャオラン(庞超然)氏は「現在、サービス貿易分野における新しいテクノロジーとアプリケーションは、社会生活や生産に融合するペースを速めている。この傾向は、対外貿易発展の新たな空間を絶えず開拓するのに役立っている」と述べています。
80以上の国と国際機関が展示を行い、会議を開催したことが明らかになっています。そのうち13か国が独自のオフライン展示を初めて行い、地元の伝統文化を披露しました。
パン氏は、「世界的視点から見ると、文化貿易は大きな発展の潜在力を秘めている」と述べ、「CIFTISは、文化貿易の質の高い発展のためのプラットフォームと架け橋を築いており、サービス貿易を発展させる新たな原動力を活性化させる存在になった」と付け加えました。
さらに、今年のCIFTISは、企業が大きな友好関係の輪を築き、ウィンウィンの協力体制を実現する上でも役立っています。
今年で5回目の参加となるSchneider Electric(シュナイダー・エレクトリック)は今回、中国の鉄鋼メーカーであるJingye Group(敬業集団)と新たな協力関係を結びました。
シュナイダー・エレクトリックのシュー・シャオフォン(徐韶峰)上級副社長は、「中国にサービス事業センターを設立し、さらに多くの中国のパートナーとサービス協力契約を締結する予定だ」と語りました。