石破内閣の副大臣・政務官人事が決定　衆院選控え大半が再任に

政府は臨時閣議で石破内閣の発足に伴う副大臣と政務官の人事を決定しました。今月27日に投開票が予定される衆議院選挙を控え、大半が再任されています。

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臨時閣議で決定した副大臣と政務官の人事では、閣僚に就任した赤沢経済再生担当大臣と、阿部文科大臣の後任として、財務副大臣に斎藤洋明氏、文科副大臣に武部新氏が起用されます。

午後には、皇居で副大臣の認証式が行われますが、今月27日に投開票が予定される衆議院選挙を控え、大半が再任されています。

新内閣が発足してから戦後最短で解散・総選挙を迎えるなか、今回の人事をめぐり、政府与党内からは「身体検査が間に合わない」「落選する議員が出たら結局、人事をやり直さなければならない」という声があがっています。

一方、石破総理はあす、就任後初めての所信表明演説に臨みます。

演説では、▼地方創生に向けた交付金の倍増を目指すことや、▼物価高の影響を受ける低所得世帯への支援策、▼日本経済を守り国民生活を守り抜くとして、物価上昇を上回る賃上げの実現に向けた決意などを表明する予定です。