ロシア国防省は、ウクライナ東部の激戦地・ウフレダルを制圧したと発表しました。
ロシア国防省は3日、ウクライナ東部・ドネツク州のウフレダルを制圧したと発表しました。
これに先立ち、ウクライナ軍は2日、ウフレダルから部隊を撤退させると表明していました。ウフレダルはウクライナ側の防衛拠点の一つで、長期間にわたり激しい戦闘が続いていましたが、ここにきてロシア軍が攻勢を強めていました。
一方、ロシア軍をめぐっては、犠牲をいとわない攻撃で多くの死傷者を出していると指摘されるなか、プーチン大統領は2日、刑事事件の被告が軍に入れば、刑事責任を免除する改正法に署名しました。
ロシアでは受刑者が入隊すれば恩赦される制度がすでにありますが、今回の改正法で判決前の被告にも対象を広げた形で、侵攻のさらなる長期化に備え、兵士を確保する狙いがあるとみられます。