『愛犬と一緒に楽しめる秋の味覚』についてまとめました。愛犬にも飼い主にも夏の暑さ疲れが出ていませんか。「秋の味覚」に含まれる栄養素で回復しましょう。選び方・栄養素・調理方法・注意点など解説します。
愛犬と一緒に楽しめる「秋の味覚」
愛犬にも飼い主にも、夏の暑さ疲れが出ていませんか。
そこで今回は、愛犬と一緒に楽しめる「秋の味覚」について解説します。犬にいい影響を与える栄養素や調理方法、注意点まで解説します。
1.柿
9月~12月に旬を迎え、10月に出荷量が多くなる柿は、愛犬と一緒に楽しめる「秋の味覚」です。
全体的に色づいているもの、ずっしりと重みのあるもの、ハリとツヤのあるものを選びましょう。
柿に含まれるビタミンCとビタミンA(βカロテン)には抗酸化作用があり、愛犬のアンチエイジングにおすすめの栄養素です。
犬に柿を与えるときの注意点は、完熟している柿を小さく切って与えることです。丸飲みしてしまうタイプの犬には、すりおろした柿を与えると安全です。
皮や種の誤飲にも注意しましょう。種は消化されず、腸閉塞を引き起こす恐れがあります。
2.栗
冷蔵保存すれば、3カ月も日持ちする栗は、愛犬と一緒に楽しめる秋の味覚です。
ふっくらと丸みをおびているもの、かたくてハリとツヤのあるもの、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。
疲労回復効果のある「ビタミンB1」、皮膚の健康維持をサポートする「ビタミンB6」、タンパク質の合成に欠かせない「亜鉛」などの栄養素を含みます。
腸内環境を整える働きのある食物繊維が豊富なので、消化不良を起こしやすい犬や胃腸が弱い犬にもおすすめです。
(栗の調理方法)
- ボウルに栗と浸る量の水を入れ、冷蔵庫で一晩おく(あく抜き下ごしらえ)
- 鍋に栗が浸る量の水を入れ、水1Lに対して大さじ2分の1の塩を入れる
- 中火にかけて沸騰させた後、弱火にして30分程度茹でる
- 栗がやわらかくなったら予熱で火を通す
水分が少なく、喉に詰まらせやすいため、少量ずつ与えるようにしましょう。マグネシウムを豊富に含む栗は、ストルバイト結石のリスクを高める恐れがあるため、与えすぎに注意しましょう。
3.梨
品種が豊富な梨は、7月~11月が収穫期、9月に出荷のピークを迎える、愛犬と一緒に楽しめる秋の味覚です。様々な品種を食べ比べながら美味しく楽しみましょう。
ふっくらと丸みをおびているもの、ずっしりと重みがあるもの、皮にハリがあるものを選びましょう。
梨の食物繊維に含まれるソルビトールには、うんちをやわらかくする働きがあります。便秘気味のときに梨を食べると、スムーズに排便できます。
梨の種は絶対に誤飲させてはいけません。梨の種に含まれる「シアン発生性配糖体」を過剰摂取すると、血中酸素が欠乏する恐れがあるため注意しましょう。
4.さつまいも
9月~12月に収穫期を迎えるさつまいもは、愛犬と一緒に楽しめる秋の味覚です。
均一に色づいているもの、ずっしりと重いもの、皮にシワがないもの、皮に黒い斑点がないものを選びましょう。
さつまいもに含まれるパントテン酸には、免疫力の向上や皮膚の健康維持をサポートする働きがあります。食物繊維を豊富に含み、水溶性食物繊維には満腹感をサポートする働きがあります。
私が愛犬たちとさつまいもを美味しく食べるためには、以下のような簡単な調理方法がおすすめです。
(さつまいもの調理方法)
- さつまいもをキレイに洗って炊飯器の釜に入れる
- 水を1合のメモリまで入れる
- 炊飯を押す(早炊きもOK)
さつまいも100gあたり0.1gのシュウ酸が含まれています。摂りすぎると、尿路結石を引き起こす原因になる恐れがあります。尿路結石やストルバイト結晶ができやすい犬は注意が必要です。
水分が少なく、喉に詰まらせやすいため、少量ずつ与えるようにしましょう。とくに水分が少ないさつまいもは、つぶしたものに水分(犬用ミルクがおすすめ!)を加えてから与えるなどするとよいと思います。
まとめ
今回は、愛犬と一緒に楽しめる「秋の味覚」を4つ解説しました。
甘味が強く、犬が好みやすい秋の味覚です。近所のスーパーで手に入ります。秋の味覚には、夏の疲れを回復させる効果のある栄養素が含まれています。
しっかり選んで、美味しく調理して、愛犬と一緒に楽しんでくださいね♡
関連記事
・久しぶりに『犬の肛門線絞り』をした結果…想像の斜め上をいく『まさかの反応』が74万再生「なんという破廉恥」「切ない表情が可愛いw」
・犬が寒いと感じる温度は何度?秋冬の適切な温度や対策方法について
・犬が空腹(お腹がすいている)のときによく見せる5つのサイン
・いつもは『絶対におもちゃを渡さない』ハスキーが…赤ちゃんにした『まさかの行動』に感動「少しづつお姉さんだね」「見守ってる」と18万再生
・犬が飼い主にタッチしてくる時の5つの心理