犬の『座り方』に違和感があるときは要注意? 4つのポイントから考えられる病気まで解説

2024-10-16 11:00

犬は四つ足の動物ですが、毎日立っているわけではなく、人間のように横になったり座ったりもしています。しかしその「座り方」に違和感がある場合は、何らかの病気の可能性も。そこで今回は、犬の「座り方」に違和感があるときに注意したいポイントについて解説します。

️犬の「座り方」に違和感がある場合に確認すべきポイント

横すわりする犬

突然ですが、犬の正しい「座り方」をご存じでしょうか。いわゆる「おすわり」と指示されたときの座った姿勢のことですよね。

正しいおすわりの姿勢とは、前足も後ろ足も平行に揃っている状態を指します。しかし犬によっては、片足を投げ出しているように座ったり、お姉さん座りのように両足が横に投げ出されていたり、あぐらをかくような座り方をする子もいます。

もちろん犬にも座り方に個性が出ることも多く、面倒臭がったりちょっとよろけて座ったりすることもあります。ピシッとした座り方でない場合、だらけていたり人間の赤ちゃんのように座ったりするので可愛く見えてしまうこともあるでしょう。

そのため、たとえ変な座り方をしていても、トレーニングをしている最中だったり、注意すればきちんと座り直せる場合は、ほとんど問題はありません。注意が必要なのは、常に違和感のある座り方になってしまう場合です。

常に違和感のある座り方をしている場合、病気にかかっている可能性もあるため注意が必要です。

そこで今回は、犬の「座り方」に違和感があるときに確認すべきポイントについて解説します。愛犬の体調に正しく気づいてあげられるように確認しておきましょう。

1.後ろ足を横に流して座る

いわゆる「お姉さん座り」のような座り方です。

これは大型犬によくみられる座り方ですが、小型犬にもみられることがあります。このような座り方が多い犬は「股関節形成不全」が疑われます。

股関節形成不全は生活習慣より遺伝的な要因が原因であることが多い病気です。子犬の頃から何となくお姉さん座りをしている、歩くときに腰がやけに大きく触れているなどの特徴があるため、症状が見られたら獣医師に相談をしてください。

またこのお姉さん座りは、足腰に異常があるときによくみられる座り方です。関節リウマチや、次項の前十字靭帯の異常でもこの座り方が出ることがあります。

2.後ろ足を外に流して座る

膝の部分を曲げずに、投げ出すように座っている場合は、膝の前十字靭帯に何らかの異常があることがあるようです。こちらは小型犬によくみられるもので、成長期に激しい運動をしすぎて靭帯を痛めた可能性があります。

同じく、後ろ足を投げて膝を曲げないように座る場合、膝蓋骨脱臼も考えられます。後ろ足を曲げ伸ばしするとこきこきと妙な音がする、スキップするように跳ねて歩く、階段を嫌がるようになった、などの症状がある場合は獣医師に相談しましょう。

3.あぐらをかく

座るブルドッグ

両足を前に伸ばしてお尻というより、腰を床につけるような座り方をする犬もいます。特に、胸の幅が広いブルドッグなどの犬種の場合、両前足の間に両後ろ足が伸びて入り込んだ座り方をすることが多い様です。

こちらは骨格的なものなので「心配不要」と言われていますが、普段この座り方をしない子が突然あぐらをかくようになった場合は、どこかの関節、靭帯を痛めている可能性があります。下半身を確認し、痛がるそぶりや歩き方の以上が見られた場合は獣医師に相談してください。

4.座ってもすぐ立ってしまう

まだ遊びたい、興奮しているような時は、犬もゆっくり座ることはありません。落ち着きなくうろうろして、隙あらば「遊ぼう!」と誘って来る場合は何も心配いらないでしょう。

しかし、落ち着いている時間のはずなのに、座ったらすぐ立ち上がる、座りたがらないなどの兆候が見られたら、こちらも下半身のどこかに痛みや不快感を覚えている状態と言えます。

すぐに落ち着く様でしたら様子を見ていて良いのですが、ずっと座れない、痛そうにしているなどの状態でしたら動物病院へ行きましょう。

腰を痛がる椎間板ヘルニア、お尻を痛がる痔や肛門付近の異常などの可能性もあるので、痛がる様子があればどのような時に痛がっているのか、何を気にしているのかなどをしっかりチェックしてあげましょう。

️まとめ

座る犬

立ったり座ったりという動作は普段何気なく行なっているため、異常があってもすぐには気付きにくいものです。

しかし、その動作をするには何らかの理由があり、普段と違うといった場合は特に注意してあげる必要があります。

愛犬の異変に速やかに気づいてあげられるように、普段の何気ない行動や仕草もあわせて毎日観察したり、愛犬と実際に触れ合って健康チェックをしたりすることが大切です。

関連記事

愛犬が早死にする可能性も…今すぐにやめたい5つの飼い方
犬が飼い主に体をこすりつけるときの心理とは?状況から考えられる病気も
犬が寒いと感じる温度は何度?秋冬の適切な温度や対策方法について
犬がお腹を見せるポーズは服従心ではなかった?!
犬が飼い主にタッチしてくる時の5つの心理

  1. サッカー・イラン代表の北中米W杯参加を「歓迎」 トランプ大統領 イラン攻撃の影響が懸念される中で
  2. 【木村拓哉】最新ビジュアル公開! 『OWNDAYS』 木村「レンズカラーもフレームも用途がいろいろあって面白そう」
  3. 「振動感じた」攻撃相次ぐペルシャ湾で…商船三井コンテナ船が損傷 日本政府は“石油備蓄”を16日から放出へ【news23】
  4. 主食用のコメ 今年は前年と同水準で農水省の適正生産量より増加 さらに需給が緩む可能性
  5. 「ドーンという音」地面突き破り“巨大パイプ”出現 高さ約13メートル隆起 原因は「今のところ不明」 JR大阪駅近くの高架下の道路
  6. アメリカ軍 韓国配備の迎撃ミサイルシステム「THAAD」その一部を中東へ輸送か 韓国では移送による北朝鮮への抑止力低下に懸念の声が
  7. ドイツも石油備蓄の放出方針 国際エネルギー機関は過去最大規模の4億バレルの石油放出を加盟国に要請
  8. イラン革命防衛隊「警告無視したため攻撃」 ホルムズ海峡でタイ船籍の貨物船に攻撃 乗組員3人行方不明
  9. 米2月の消費者物価指数は+2.4% 市場予想と同じ水準
  10. GIGABYTE、Intel ® Core™ Ultra 200S PlusプロセッサーおよびCQDIMMテクノロジーに対応したZ890 Plusシリーズマザーボードを発表
  1. 「ドーンという音」地面突き破り“巨大パイプ”出現 高さ約13メートル隆起 原因は「今のところ不明」 JR大阪駅近くの高架下の道路
  2. アメリカ軍 韓国配備の迎撃ミサイルシステム「THAAD」その一部を中東へ輸送か 韓国では移送による北朝鮮への抑止力低下に懸念の声が
  3. 【速報】IEA(国際エネルギー機関)加盟国32か国が石油備蓄の協調放出に合意 過去最大規模の4億バレル放出へ
  4. ドイツも石油備蓄の放出方針 国際エネルギー機関は過去最大規模の4億バレルの石油放出を加盟国に要請
  5. イラン革命防衛隊「警告無視したため攻撃」 ホルムズ海峡でタイ船籍の貨物船に攻撃 乗組員3人行方不明
  6. 「振動感じた」攻撃相次ぐペルシャ湾で…商船三井コンテナ船が損傷 日本政府は“石油備蓄”を16日から放出へ【news23】
  7. 目を疑う光景…大阪中心部の道路に“巨大パイプ”突出 地面から十数メートル 大渋滞も発生
  8. 【速報】ホルムズ海峡でタイ船籍の貨物船に“攻撃” タイ外務省が発表 爆発で損傷か 乗組員3人行が方不明
  9. 14歳が伝えるあの日…震災の5か月後に生まれた語り部 きっかけは能登半島地震、東日本大震災「15年を生きる」
  10. サッカー・イラン代表の北中米W杯参加を「歓迎」 トランプ大統領 イラン攻撃の影響が懸念される中で
  11. 主食用のコメ 今年は前年と同水準で農水省の適正生産量より増加 さらに需給が緩む可能性
  12. 今日、地震がおきたら…あなたの備えは万全? 経験者語る在宅避難のリアル、東日本大震災「15年を生きる」【Nスタ解説】