猫の食事タイムが台無しに…『絶対使ってはいけない食器』5つの特徴

2025-04-06 20:20

食事タイムは、愛猫にとって至福の時間ですよね。しかし食器選びを間違えてしまうと、せっかくの食事が台無しになってしまうことも…。そこで今回は、猫の食事タイムを快適にするために、絶対に使ってはいけない食器の特徴を詳しく解説します。

『絶対使ってはいけない食器』5つの特徴

猫の食器3つ

1.傷がつきやすいプラスチック製の食器

プラスチック製の食器は価格が安く、軽量で扱いやすいというメリットがありますが、猫の食器としては「良い」とはいえません。

というのもプラスチックは時間が経つにつれて傷がつきやすく、その傷に食べ物のカスや唾液が残りやすくなるからです。これらの傷は細菌の温床となり、洗浄しても完全に除去するのが難しく、不衛生になりがちです。

そしてそういった不衛生な食器で食事を続けていると、皮膚炎を引き起こしかねません。なかでもあごの下に黒いブツブツ(あごニキビ)ができるのは、プラスチック製の食器によるアレルギーや繁殖した雑菌が原因とも考えられています。

2.深すぎる、または縁が高すぎる食器

猫は食事の際、ヒゲが食器の縁に触れることを嫌います。

というのも猫のヒゲは非常に敏感な感覚器官で、食事の際にヒゲが食器に当たる状態が続くとそれ自体がストレスになってしまうからです。いわゆる「ヒゲストレス」と呼ばれる状態ですね。

そのため猫は、それを避けるために食べ物を端から少しずつ食べたり、食器の真ん中のフードは手を伸ばして食器の外にだしてから食べるといった行動をとるようになります。

とくに深すぎる食器や縁が高すぎる食器は、猫のヒゲがどうしても食器に当たりやすくなってしまうので、猫の食器としてはベストとはいえません。

そしてこうしたヒゲストレスは、猫の食欲を減退させたり、食事を拒否したりする原因にもつながります。

そのため猫の食器は、深すぎる、または縁が高すぎる食器を避けて、浅めで広口のデザインのものを使いましょう。

3.滑りやすい素材や形状の食器

猫が食事をする際、食器が滑ったり動いたりするとストレスを感じます。

たとえば金属製の軽い食器や底が平らな食器は、床の上で簡単に動いてしまいます。すると猫は食事に集中できずに不満を感じ、最終的には食事を嫌がるようになることも…。

たとえば滑り止め加工がされていない食器や、底が安定していない形状の食器は滑りやすいので避けたほうがいいでしょう。とくにステンレスのお皿は扱いやすく人気ですが、滑りやすいので工夫が必要です。

4.洗浄しにくい複雑なデザインの食器

こだわったデザインや複雑な形状の食器は、見た目こそ良いですが、猫の食器としてはおすすめできません。というのも、そういった食器は隅々まで洗浄することが難しく、食べ物のカスや細菌が残りやすくなるからです。

とくに凹凸が多いデザインや、狭い隙間がある食器は、洗浄が不十分になりがち。これらの食器に残った食べ物のカスは腐敗し、細菌が繁殖する原因となります。

そのため猫の食器は、シンプルで洗浄しやすいデザインの食器がおすすめです。

5.高さがない食器

高さがない食器も、避けるべきと言えます。

とくに高齢の猫や関節炎を患っている猫は、低い食器で食事すると首や腰に大きな負担をかけ、痛みを引き起こしたり、吐き戻しをしてしまうことも…。

そのため猫の食器は高さがあるものを選ぶか、食器台(フードスタンド)を利用して、猫が食べやすいものを選びましょう。

理想的には高さ5~8㎝くらい。絶対に必要とは言えませんが、猫の食べやすさを重視するなら、高さのある食器を検討してみましょう。

猫の理想の食器とは?

白い猫の食器

猫の理想の食器とは、食べやすさと衛生面を兼ね備えたものがあげられます。

具体的には、以下のポイントをおさえた食器が理想的です。

  • 適度な高さ
  • ステンレス(滑り止め機能付き)もしくは陶器製
  • 浅めで縁が広がったシンプルデザイン

ステンレスや陶器製の食器は傷がつきにくく、清潔に保ちやすいためおすすめです。特に陶器は重さがあるため食事中に動きにくく、猫が食べやすくなります。

また、ヒゲストレスを抑えるため、適度な浅さ・縁が広いものが理想的です。深すぎると猫のヒゲに当たってしまうので、そういった食器は避けましょう。

猫の食器を初めて購入する際や、買い替えの際はぜひ以上のポイントを考慮して選んでみてください!

まとめ

食事中のキジトラ

猫の食器は、素材、形状、サイズなど、さまざまな種類があります。ぜひ今回の記事を参考にしながら猫の性格や年齢に合わせて、最適な食器を選んであげましょう!

また食器選びに加えて、フードの種類、水分補給の方法、食事環境の見直しなど、総合的な食事環境を整えることも忘れずに。

食器だけでなくこういった点にも注意して、猫の食事タイムをより健康的で快適なものにしましょう!

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