犬が『食べ物をずっと欲しがる』理由3つ 食事への執着が異常な場合の対処法とは?

2024-10-17 20:00

犬の毎日の楽しみといったらごはんですよね。とにかく食欲がすごいという子も少なくないのではないでしょうか。しかし、食事への執着があまりに強すぎる場合には注意が必要なこともあります。今回は、犬が「食べ物をずっと欲しがる」理由についてまとめました。

️犬が「食べ物をずっと欲しがる」理由

女性の食事を欲しがる犬

犬の生活に欠かせないもののひとつにごはんがあります。毎日美味しそうに食べる姿は、飼い主として安心かつ嬉しいものですが、食欲が凄いというよりもずっと食べ物を欲しがってしまうことがあります。

そのような食事への異常な執着には然るべき対処が必要な場合があります。

そこで今回は、犬が「食べ物をずっと欲しがる」理由について解説します。

1.食事量が足りていない

ごはんをあげているのに犬がずっと食べ物をねだり続ける場合、まずは単純にごはんの量が足りていない可能性があります。

犬の食事の規定量は体重や普段の過ごし方(室内であまり運動しないのか、運動量が多いのか等)によって決まっています。

ドッグフードのパッケージに具体的なグラム数が書いてあることが多いですから、愛犬に合った量をしっかり与えられているか確認しましょう。

また、妊娠期・授乳期や病気からの回復期など、ライフステージによってはそれ以上の量が必要になることもあります。給餌量を少しずつ増やし、適切な量を探っていくことが大切です。

2.野生の本能が残っている

『犬は満腹にならない』という話を聞いたことがないでしょうか。

犬は野生の頃の名残りで満腹中枢が弱く、満腹感を覚えにくい動物です。野生で暮らしていた頃、群れという集団で大きな獲物を狩って食べていたという性質上、いつでも獲物にありつけるわけではありませんでした。

また、一度食べられたとしても次の食事はいつになるかわからなかったため、運良く獲物をゲットできたタイミングで食べられるだけお腹に詰め込んでおく必要があったのです。

そのため、あえて満腹中枢の働きを抑え、食べられるときに食べだめできる体へと進化しました。

現代を生きる犬の体にもこの本能が残っているため、食べ物を延々と欲しがってしまうのだと考えられます。

3.病気が隠れている

食欲は健康のバロメータ、少し体調が悪そうでも食欲があれば心配ない、と考えている人もいるかもしれません。

確かにそれは一理あるのですが、中には病気の影響で多食になっているパターンもあるので注意が必要です。

食欲が異常になった場合に疑われる病気としては、クッシング症候群や糖尿病がよく知られています。どちらの病気も重篤になると命に関わる可能性があるため、おかしいなと思ったら早めに動物病院を受診することをオススメします。

️食事への執着が異常な場合の対処法

ごはんを食べる犬

食事の量をどんなに増やしても満足できないという場合、欲しがるままに与えていては肥満になってしまいます。

あまりに食事への執着がひどい犬には、下記のような対処法を試してみる必要があるでしょう。

食事の回数を増やす

まずは、食事の回数を増やす方法です。

とはいえ、1回の食事量をそのままに回数を増やしたのでは、当然カロリー摂取過剰になってしまいます。

大切なのは、『食事の全体量はそのままに、1日2回だったものを3回、4回と、小分けにして与える』ということです。

犬は「1回にたくさん食べた」ことよりも「何回もごはんを食べた」方が満足感を得やすいと言われています。

早食い防止食器を使う

大食いの子に多いのがとにかく早食いだということです。早食いをしてしまうと満腹感を得る前に欲しがってしまうため、どんなに食べても足りないように感じるのです。

そのような犬の場合には、市販の早食い防止食器を使うのがオススメです。

早食い防止食器は、お皿がわざとボコボコになっていて、犬にとって食べにくい状態になっています。そのため、時間をかけないと食べられないように工夫されていて、早食い予防となっています。

愛犬に合った食器を探してみましょう。

️まとめ

空のボウルの前で見上げる犬

今回は、犬が「食べ物をずっと欲しがる」理由について解説しました。

愛犬が美味しそうに食べている姿は愛おしく、せがまれると応えてあげたくなってしまいますが、単純に応えていると肥満を助長してしまいます。

肥満が万病の元であるのは人間も犬も一緒。愛犬と健康に長く一緒に暮らすためにも、飼い主さんが食事の管理をしっかりしてあげることが大切です。

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