自民党はきょう、体調不良を理由に辞任する尾辻参院議長の後任として関口参議院議員会長を推すことを決めました。松山参院幹事長が記者団に明らかにしました。
自民党 松山政司 参院幹事長
「後任の議長候補には、与野党からも大変信頼が厚く、今日まで我々の責任者としてご指導いただいてきた関口会長が最もふさわしいと適任者だと判断をいたしました」
関口氏は、参議院の国対委員長などを歴任したあと、2019年から議員会長を務めていて、今月11日に召集される特別国会で選出される見通しです。
関口氏の後任の議員会長については通常は選挙で選ばれますが、松山氏は今回、「可及的速やかに決定をする必要がある」と述べ、あす開かれる参院の特別総会で関口氏の推薦によって決めるということです。
後任には、麻生派の武見前厚労大臣が有力となっています。