『犬からみた「家族」とはどのよう存在なのか』についてまとめました。(愛犬にとって、自分はきっとこんな存在)と飼い主が思う気持ちと、愛犬の気持ちは繋がっているのでしょうか。
犬からみた「家族」ってどのような存在?
家族にとって愛犬が唯一無二の大切な存在なのは明らかですが、犬にとって家族はどのような存在なのか、考えたことはありますか?
さらに愛犬は、飼い主に対してどのような印象を持っているのでしょうか。
知りたいような、でも知りたくないような…。いずれにせよ、もし愛犬と会話ができるならその気持ちを覗いてみたい気もしますよね。
そこで今回は、犬からみた「家族」の存在について一緒に考えてみましょう。
生きるために必要不可欠な存在
犬からみた「家族」とは、生きるために必要不可欠な存在なのではないでしょうか。
犬が人間と共に生活をするようになったのは、1万年以上も前のことです。人間が犬をパートナーとして選んだのは、食料となる獲物を共に狩るためです。
獲物を探し出すため、獲物の居場所を突き止めるため、犬の優れた嗅覚や聴覚を活用していたのでしょう。
獲物が恐れる火や銃を扱うことができる人間は、犬にとっても好都合だったのです。新鮮で良質な食料をほぼ毎日与えてもらうことができるからです。
現代では、盲導犬や警察犬、介助犬や救助犬など、私が安全に快適に生きるため、多くの犬が活躍しています。犬を飼っていない人にとっても、身近で欠かすことのできない存在です。
犬も同じです。飼い主がいなければ安全にお散歩を楽しむことができません。毎日ごはんを食べることもできません。飼い主がいなければ、殺処分されてしまいます。
人間の手によって、人間が愛でることを目的として生み出された犬種もいますね。野生に戻されてしまっては、生き延びることはできないでしょう。
犬にとって家族とは、生きるために必要不可欠な存在であり、それは私たち人間も同じなのです。
安心感を与えてくれる存在
犬からみた「家族」とは、安心感を与えてくれる存在なのではないでしょうか。
初めてドッグランに遊びに行ったとき、飼い主のそばを離れようとしない犬がいます。不安や緊張や恐怖を感じ、「飼い主のそばにいれば大丈夫」と考えているからでしょう。
動物病院で予防接種を受けるとき、飼い主の腕にしがみつくように離れない犬がいます。「飼い主が守ってくれる」と信じているからでしょう。
そして、お留守番が苦手なのは、安心感を与えてくれる存在がいなくなる時間だからでしょう。ひとりで上手にお留守番することができる犬だって、決して楽しい時間ではないのです。
ごはんをくれる存在
犬からみた「家族」とは、ごはんをくれる存在なのではないでしょうか。
「うちの愛犬は、ごはんをもらうとき以外私には興味がないんです」という話を聞いたことがあります。ツンデレな愛犬で、ごはんをもらうときだけ甘えてくれるのだそうです。
家族の中で、ごはんがほしいときはこの人のところにおねだりに行く、と決めている犬もいるようですね。
4.お散歩に連れて行ってくれる存在
犬からみた「家族」とは、お散歩に連れて行ってくれる存在なのではないでしょうか。
パパとはお散歩に行きたがるけど、ママとは絶対にお散歩に行かない、という犬がいます。パパは公園でボール投げをして遊んでくれたり、一緒に走って遊んでくれたりするのだそうです。
一方で、体力に自信がないママは、お散歩も短め、運動強度も弱め。「草むらに入ってはダメ」「他の犬に近づいてはダメ」と、自由がないのだそうです。
1日の中でお散歩の時間が最も楽しく嬉しい時間だ、という犬にとって、お散歩に連れて行ってくれる存在である家族は、大きな存在なのでしょうね。
まとめ
私たち飼い主は、愛犬にとって特別な存在でありたい、という理想があるかと思います。
私たち飼い主が愛犬を我が子のように思う気持ちと同じように、愛犬にとってもパパやママのような存在になれたら嬉しいですよね。
犬にパパやママのような概念があるのかは分かりません。普段の生活の中で、自分に対する愛犬の態度や行動を見ていると、特別な存在であることを実感できるのではないでしょうか。
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